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MDR-EX71SL

2004年10月8日

10年4年半にわたって使っていたMDR-EX70SLだが、 とうとうコードの被覆に亀裂が入ってしまった。 世間ではドンシャリの代表選手のごとく言われているが、 個人的には気に入っている音である。 後継機はSHAREのE2cにするか、 ソニーのMDR-EX71SLにするか、 悩ましいところである。

が、E2cは耳に合わないのであった。 結局、MDR-EX71SLにした。 最初の印象は、低音ドコドコ、である。 MDR-EX70SLに比べてもズンドコしているような印象。 しかしこれには理由があった。 とりあえずつけていた安物のヘッドホンが普通のインナータイプで低音が出にくい上に、 環境雑音に負けないように再生音量を上げていたのである。 MDR-EX71SLはかなり遮音性が高いので相対的に再生音が大きくなり、 低域が大きく聞こえたようだ。

再生音量を落とすと、結構バランスのいい音がする。 いわば、自然にラウドネスがかかっているとでも考えればいいのだろうか。 してみると、「MDR-EXシリーズはドンシャリの音」という人は私よりもずっと大きな音で聞いているのかもしれない。