トップ > 興味のあること > コンピュータ > 家庭内ネットワーク > 家庭内LAN

更新情報

2024年3月21日 オーバーホール
2024年3月19日 分針
2024年3月17日 グランドセイコー
2024年2月12日 Bluetoothマウス切断
2024年2月11日 ANKER SoundCore
2024年2月10日 ノート給油
2024年2月9日 防水温湿度計
2024年2月8日 ハクキンカイロ発熱量
2024年1月28日 出勤セット
202年1月7日 バイク保険更新

2002年の家庭内LAN

2002年3月25日

有線ブロードネットワークスに申し込んだ光ファイバーがなかなかこない。 しかたがないので、 ADSLモデムと離れのLANを802.11bで結ぶことにした。 予備テストを行い、 ADSLモデムとアクセスポイントをUTPで直結してもちゃんと外部の Webを見に行けることを確認した。 こういった時は、複数台のPCがあったり、 ノートPCがあったりという環境は便利である。

すでにメルコのアクセスポイントとPCカードがあるので、 WLI-PCI-OPを購入した。 要するにリコーのRL5C475を載せた、 Card BusとPCIのブリッジなのだが。 ルーターとしては、部品寄せ集め7号を使うことにした。 ハードウェア的には、PCIバスにWLI-PCI-OPを差して、 WLI-PCI-OPにWLI-PCM-L11を差すだけ。 ソフトウェアの方は、

  1. pcicとwiを有効にしたカーネルを作る。
  2. /stand/sysinstallで、起動時にpccarddが走るようにする。
  3. /etc/rc.confで、wiをDHCPに設定する。

だけで終わり。 意外とあっけなかった。 あとは、家庭内LANの再設計と、再設定を行えばいいはず。

2002年5月1日

作業部屋を離れに移したので、母屋のADSLと無線LANで結ぶ。 ルーティングを行うのは、xl0とwi0を装備したFreeBSDマシン。 予備実験を行っていたので、ハードウェア的にはすぐに認識できた。 問題は、ソフトウェア的な設定だった。トポロジーとしては、

離れのネットワーク 192.168.2.0/24
PCルーター 192.168.2.2
192.168.1.12
母屋のネットワーク 192.168.1.0/28
ADSLルーター 192.168.1.1

なのだが、当初、 ルーティング用マシンのrc.confにgateway_enable="YES"と書いても、 全然ルーティングしてくれない。 離れのPCルーターからは192.168.2.0にも192.168.1.0にもpingが通る。 なのに、192.168.2.0から192.168.1.0には通らないのである。

しばらく悩んでしまったが、なんのことはない、 ADSLルーターのルーティングテーブルを書き換え忘れていたのだった。 これはデフォルトゲートウェイがインターネットへの口で、 192.168.1.0以外のネットワークはすべてこちらに流れるようになっていた。 なので、192.168.2.0宛のパケットもこちらに流れていたのだ。 さっそく専用ユーティリティで、 192.168.2.0宛のパケットを192.168.1.12に流すようにした。 これで、どうやらうまくいったようだ。

2002年5月20日

ようやく、自宅に光ファイバーが来た。 ベストエフォートながら100Mbpsの帯域に、 5個のグローバルIPアドレス、常時接続で6100円。 ISPサービス(メールアカウントと、 Web用のスペース)なんていらないから、その分安くならないかなあ。

とりあえずは、部品寄せ集め6号に21143のNICを追加する。 で、こいつをアプリケーションゲートウェイとして動かすことにする。 まあ、ハブは10/100Mbpsのスイッチングなので、 xl0とdc0の両方をつないでもコリジョンは起きないはず。 が、さすがにarpで文句を言われる。 netatalkでも似たようなことに。 それに、いくらブロードキャストセグメントが違うといっても、 ローカルなマシンがグローバルなネットワークに直結というのも怖い。 そこで、もう1台、スイッチングハブを買うことにした。

恐ろしいことに、金属ケース、電源内蔵、8ポート、 10/100Mbps自動切り替え、なんてえのが、7000円もしないのである。 古いほうのハブにつなげていたメディアコンバータからのケーブルと、 部品寄せ集め6号のdc0から延びているケーブルを接続する。これだけでOK。

家族が使うのは、ご多分に漏れずWebとメールがほとんど。 たまに弟がネットワークゲームをやるくらい。 なので、Webに関してはsquidを動かせば問題なし。 というか、今までもそのようにして運用していた。 今日あるを見越していたわけではないが、 少しでもネットワークの帯域を使わずすむようにしておいたのが役に立ったわけだ。 メールに関しても、 すでに外部のレンタルサーバー当てに届いたものを、 自宅のサーバーがポーリングするようになっている。 で、各自は自宅のサーバーにアクセスするわけだ。 なので、ここも変更の必要なし。 PSOをADSLで遊ぶときにはいろいろと設定を変更したが、 今度からはグローバル側のハブに接続するだけでOKなはず。 ああ、楽ちん。

しかし、娘の使っているWindows 98のマシンが、 Webにアクセスできない。 sshでゲートウェイマシンへのログインもできない。 同じような構成のノートPCだと問題ないのになあ。 ちゃんとゲートウェイへのpingも返ってくるのに。

2003年12月13日

弟がラグナロクオンラインをやるというので、とうとうNATを設置。 しかし、FreeBSDにあるjman natdの解説に従うだけであっけなく完了。 なんか、昔に比べると簡単だなあ。