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Linux

ヘルシンキ大学の学生が、 80386のメモリ管理を理解する習作として書き始めたといわれるOS。 Internetで公開され、 世界中の好き者がよってたかってハックした結果、 あっという間に実用的なOSになってしまった。 POSIXに準拠している。

2000年4月9日

ThinkPad 240に、Kondara MNU/Linuxをインストールした。 SlackwareからRedHat、TruboにDebian GNUといろいろ試してみたが、 これはなかなか気にいった。 自宅のデスクトップマシンはDebian/GNUで別に不満はないので、 交換するほどのものではないが。

ログオンマネージャで、 簡単にセッションマネージャやウィンドウマネージャを切り替えられるのがいい。 調子にのって、KDEとGNOMEの両方をインストールしてみた。

2000年6月10日

メインマシンである部品寄せ集め3号のパーティションを切り直したついでに、 omoikane GNU/Linuxをインストールする。 Debian GNU/Linux 2.2ベースのディストリビューションだ。 完全にフリーなディストリビューションをうたっている。

標準構成でインストールしたあと、 apt-getを使ってアップデートする。 100個50MB以上のパッケージが対象となる。 常時接続でなければ、ちょっと尻込みする量だ。 さらにdselectを使って不要なパッケージを削除しようとしたら、 AOL Serverとかいうものがインストールされることになってしまい、 これでしくじった。 途中をどう間違えたのか、 パッケージを削除できなくなってしまったのだ。 で、再インストール。 どうにか、動くところまでもってきた。

2000年12月28日

今まで、バックアップは毎朝7時に/usrをフルダンプしていた。 たまに思い出すと、データをフルダンプ。 しかしUnix User 2001年1月号を見て、 amandaというシステムを知った。 これを使えば、もう少し計画的にバックアップできそうだ。 さっそくショップブランドマシンにはportsで、 部品寄せ集め4号にはapt-getでamandaをインストールした。

設定ファイルは/etc/amanda/DailySet1にあるamanda.conf、 disklistである。 まずamanda.confのorg、dumpuser、inparallel、tapecycle、 tpchangerあたりを適当に書き換える。 disklistはバックアップするホスト名、パーティション 、 バックアップ方法を指定する。 ローカルのハードディスクはReiserFSを使っているのでdumpが使えず、 tarにした。 逆にリモートのマシンはdumpを指定しないとうまくいかない。

ついで、利用するテープにラベルを付ける。 /usr/sbin/amlabel DailySet1 HISS01でOKだ。 HISS01からHISS06まで順にラベルを付けていく。

バックアップの実行は、/usr/sbin/amdump DailySet1だ。 途中経過は、 /usr/sbin/amstat DailySet1で把握できる。 テープがいっぱいになると、交換を促すメッセージが出る。 テープを変えたら、リターンキーを押せばいい。

2001年2月19日

珍しいことに、kernelがパニックを起こして落ちた。 ハードディスクが壊れて落ちたことは何度もあるが、 kernel panicは初めてのような気がする。 ディスプレイのコードを繋ぎ替えてリブートすると、 ファイルシステムが壊れていた。 fsckを起動して全部`y'と答えて適当に修復する。 ReiserFSを使っているパーティションは、 さすがに自動修復で問題ない。

2002年2月25日

部品寄せ集め7号に、RedHat Linux 7.2をインストールする。

2002年4月18日

なかなかメジャーバージョンアップのないDebian GNU/Linuxだが、 Unix User 2002年5月号にはDVD-ROMで付録として収録された。 こいつを使って、コードネームWoody、 おそらくはバージョン3になるであろうDebianをインストールしてみた。

なんと、liloがインストールできない。 これはOGL Free 2.0でも同じ(こっちはGRUBみたいだが)。 OGL Free 2.0のほうはそこでインストーラが止まってしまうが、 Woodyはブートフロッピーを作れる。 いったんこのフロッピーでブートして、 空っぽのlilo.confを適当に編集してからliloを実行すると、 ちゃんとインストールできる。謎だ。 いずれにしろ、RedHat系のディストリビューションに比べると、 大変手間のかかるインストーラである。 その代わり、必要ないプログラムまで勝手にインストールされる、 ということはない。 このあたりはFreeBSDでも同じように感じる。 サーバーに使うのなら、このほうがよい。 ワークステーションとして使うにしても、 Xのウィンドウマネージャはtwmで十分、 という人には過剰なほどソフトウェアがインストールされてしまう。 RedHat 7.2、Kondara 2.1、Vine 2.5、 いずれもHD利用量は1.5GBを超え、2GBにかなり近いところにいく。 ところが、Woodyだとインストール直後は500MBを切っていた。 まあXも開発ツールも入っていないのは確かだが。

Xといえば、XFree86 4.1が採用されているようだ。 まだ設定ツールが充実していない。 xf86confというのがよさげなのだが、 マウスが動かないときはテンキーでカーソルを動かす。 しかし、私が使っているキーボードにはテンキーがないのであった。 しかたがないので、インストール時にできた設定ファイルと、 X -configureで自動生成されたファイルを見比べて適当に修正する。 いったんXが動いてしまえば、細かい設定はxf86confで簡単だ。

最近流行のKDEとかGNOMEはまだインストールしていないので、 Xを動かすとウィンドウマネージャはtwmになっている。 久しぶりに使ったけれど、これで十分といえば十分だよなあ。

2004年2月25日

ThinkPad X31にGentoo Linuxをインストールしてみた。 なかなかよさそう。

2005年5月31日

玄箱/HGにDebian 3.0をインストール。 Linuxを使うのは久しぶりだが、 意外と指がコマンドを覚えているものだ。

2005年6月7日

Debian/GNU Linuxのバージョン3.1がリリースされたそうだ。 念のため、 玄箱の/etc/apt/sources.list内のstableをwoodyに書き換えておいた。