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更新情報

2024年3月21日 オーバーホール
2024年3月19日 分針
2024年3月17日 グランドセイコー
2024年2月12日 Bluetoothマウス切断
2024年2月11日 ANKER SoundCore
2024年2月10日 ノート給油
2024年2月9日 防水温湿度計
2024年2月8日 ハクキンカイロ発熱量
2024年1月28日 出勤セット
202年1月7日 バイク保険更新

スピードマスタープロフェッショナル

1993年11月14日

言わずとしれたMoon Watch。 月まで行った唯一にして無二の腕時計。 裏蓋には`THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON'と`FLIGHT-QUALIFIED BY NASA FOR ALL MANNED SPACE MISSIONS'とある。 NASAが街の時計屋で買ってきた中から、 最後までテストを通過したのはこれだけだったという伝説もできた。 もちろん嘘だけど。

30歳の誕生日を迎えた翌日COMDEXへ向かう機上の人となった私は、 トランジットであるロサンゼルスの街でこいつを購入した。 店の姉ちゃんは、「自動巻きだ」などと商品知識のなさを披露してくれたが。 唯一の不満は防水機能。 日常生活レベルなんだよなあ。

2002年5月26日

ゼンマイをねじ切ってしまったので、修理を兼ねてオーバーホール。 金3万1000円也で1週間ほどかかった。 古典的な機械式時計は、かなり古くなっても修理ができる。 ただし、新しい時計が買えるだけの料金がかかるが。 どっちがいいのかは、まあ人それぞれだろう。

2005年8月16日

使い古しの歯ブラシで、汚れを掻き落とす。 プッシュボタンの軸に浮いていた緑青もかなり落とせた。 そのあと家庭用超音波洗浄機で金属ベルトを清掃。 さすがに時計本体を漬け込む勇気はない。

2010年10月13日

行方不明だった超音波洗浄機の電源コードを発掘して、 久しぶりにベルトを洗った。 ただの水でもいいのだが、 久しぶりなだけに台所用洗剤を3滴ほど混ぜてみた。 相変わらずよく落ちる。 気持ち悪いほど、黒い汚れが浮かび上がってくる。

2011年6月23日

シチズンのPROMASTERと入れ替わりにオーバーホールに出す。 店頭のビートテスターで見た限りでは、 テンプの振れ角が少し小さくなっているようだ。 それ以外には大きな問題はなさそうなので、 オーバーホールとパッキン交換で3万円くらいとのこと。 仕上がりは7月21日予定。 だいたい1ヵ月といったところか。

2011年7月22日

オーバーホール完了。 ほぼ予定通りである。 湿気の進入した痕跡があり、油もだいぶ乾いていたが、 幸い部品はどれも無事だったらしい。 分解清掃、注油、パッキン交換で3万450円也。

2012年1月30日

この1ヶ月くらい、 Black Boyを腕にはめていたのでスピードマスターは机の上に置きっぱなし。 まあ止まらない程度に竜頭は巻いていたが。 で、3分ほど進んでいる。 10日で1分、1日あたり6秒だから、機械式としては優秀な方だろう。 腕につけているともう少し正確になるような気がする。

2016年7月7日

そろそろ5年経つのでオーバホールに出した。 見積もりでは最低で3万円ちょっと、 部品の消耗具合によっては5万5000円ほどかかると言われた。 相変わらず、新しい時計が買えてしまう値段だな。

2016年8月25日

オーバーホール完了。 3万1860円也。 一応日差10秒以下に調整できたそうだ。

2019年8月6日

ここ数ヶ月、日差1分くらいになってしまったので、 シチズンのPROMASTERと入れ替わりでオーバーホールに。 今回は歯車の交換などで、結構な費用がかかりそう。

2019年9月21日

オーバーホール完了。 結局、ゼンマイの交換と、 長針短針の蛍光塗料塗り直しで4万500円也。

2021年10月4日

久しぶりにバネ棒を外して、 バンドをガッツリと超音波洗浄機で洗浄。 可動部にシリコンオイルを吹き付ける。

2023年9月24日

3月くらいから精度が落ちたので、 ちょっと早いがオーバーホールを依頼。 今回はメーカー純正である。 ある程度の部品交換を含んでいるとは言え13万5300円と、 さすがにメーカー純正だとお高い。

ちなみに予備調査でケース内部に腐食が見つかり、 防水機能を復活させるにはケース交換で26万円が別途かかるという。 もともとスピードマスターは3気圧防水で気休めに過ぎないので、 オーバーホールだけを依頼した。 機械式時計は長年使えるが、 そのためにはかなりのコストがかかるのである。

2023年10月15日

写真:スピードマスター

オーバーホールが終わったと連絡があったので、回収。 今回は1ヶ月もかからず、思っていたよりもずっと早かった。

針とプッシュボタンを交換したとのこと。 よくよく見ると、針とインデックスで微妙に色が違う。 インデックスの方は、いわゆる焼けた色になっている。 今までは気がつかなかったが、 それなりに経年変化しているんだなあ。

ちなみに文字盤下部には「T SWISS MADE T」とあるので、 トリチウムを使った夜光塗料が使ってあるはず。