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HDケース

2004年1月26日

USB 1.1で接続するケースに、 ThinkPad 240から外したHDを入れて使っているが、 いかんせん遅い。 で、USB 2.0で接続するケースが1980円で売っているのを見かけたので、 これを購入。 PowerBook G4に接続したところ最初は認識しなくてHDを壊したかと思ったが、 USBポートひとつでは電力が足りないらしい。 USBポートふたつにパラレルでつなげるコードが同梱されていたので、 こちらを使ったところ認識された。 ただ、これだとUSBマウスが使えない。

転送速度は以下の例によれば、だいたい2.7倍から8.7倍といったところ。 これで見る限り、数の少ない大きなファイルを転送するほうが、 小さなファイルをたくさん転送するよりも速いようだ。

iPhotoのデータ

USB 1.1
wrote 718177384 bytes  read 86628 bytes  826065.57 bytes/sec
total size is 734979371  speedup is 1.02

real    14m29.295s
user    3m8.660s
sys     0m42.300s

USB 2.0
wrote 718177384 bytes  read 86628 bytes  2262248.86 bytes/sec
total size is 734979371  speedup is 1.02

real    5m17.507s
user    3m9.400s
sys     0m42.940s
          

iTunesのデータ

USB 1.1
wrote 2967317103 bytes  read 16484 bytes  865742.84 bytes/sec
total size is 2966864781  speedup is 1.00

real    57m7.273s
user    1m27.040s
sys     1m23.300s

USB 2.0
wrote 2967317103 bytes  read 16484 bytes  7540873.16 bytes/sec
total size is 2966864781  speedup is 1.00

real    6m33.708s
user    1m28.310s
sys     1m25.100s
          

2004年12月15日

先日サーバーに入れるつもりで購入した 160GBのハードディスクが宙に浮いているので、 恵安のケースを買ってきた。 型番はKA3500U/Wで4000円ほど。 最初はハードディスクを認識できなくてあせったが、 これはハードディスクのジャンパをケーブルセレクトにしていたためだった。 マスターに設定すると、問題なく認識できる。 ハードディスクは8000円くらいだったので、 1万2000円で160GBのUSB 2.0接続ハードディスクの出来上がり。 http://www.yodobashi.com/では1万6000円なのでこちらのほうが安い。 しかしhttp://www.kakaku.com/では最安値が1万2000円を切っている。 負けた……。

気を取り直して、 まずはジャーナリング付きのHFS+でフォーマットしてデータをコピーしてみる。

HFS+でiPhotoのデータ

wrote 4223715562 bytes  read 267800 bytes  4188382.11 bytes/sec
total size is 4222399427  speedup is 1.00

real    16m47.847s
user    2m18.190s
sys     2m17.480s

!!HFS+でiTunesのデータ
wrote 5038339901 bytes  read 35620 bytes  5154348.36 bytes/sec
total size is 5037560743  speedup is 1.00

real    16m17.644s
user    2m38.370s
sys     2m6.090s
          

さすがに2.5インチハードディスクよりは 3.5インチハードディスクのほうが早いようである。 余談ながら2004年1月26日の時に比べるとiPhotoのデータ量は5.9倍、 iTunesのデータ量は1.7倍になっている。

ThinkPad X31のバックアップにも使うつもりなので、 フォーマットをFAT32にする必要がある。 しかしWindows 2000では32GBを超えるとFAT32でフォーマットできなくなるので、 MacOS Xでフォーマットしてみた。 これにデータをコピーすると、 ヘッドのシーク音がやたらと耳につく。 HFS+の時はほとんどしなかったのに。 やはりFATというのは古いファイルシステムなのだと実感した。 でも、もっと古いUFSはFATほどひどくないみたい。 ついでに速度を測ろうと思ったら、 コピーできないファイルがあって挫折。 ファイル名に使える文字の関係なんだろう。 おまけに、 アンマウントにえらく時間がかかる。

2004年12月16日

とりあえずハードディスク全体をひとつのパーティションにして、 FAT32でフォーマットした。 これでThinkPad X31に接続して、 Rescue and Recovery with Rapid Restoreを使ってバックアップしてみた。 「USBハードディスクからブートできるようにするか」 にハイと応えたら、 NTFSでフォーマットし直されてしまった。 これだとMacOS Xで読めても、書き込めない。 しかたないので、PowerBook G4で後半をHFS+に、 前半をフリースペースにしてみた。

なお、PowerBook G4につないでいると、 5分アクセスがないとけっこう大きな音を立ててスリープ状態に移行するようだ。

これをThinkPad X31のWindows 2000で認識させると……。 みごとにパーティションがない。 しかたないのでWindows 2000で署名して、 半分のパーティションを確保した。 しかしこの状態でもUSBハードディスクにレスキューメディアを作成すると、 みごとにNTFSでフォーマットされた1パーティションになってしまう。 やれやれ……。

  • パーティションを全部削除。
  • レスキューメディアを作成。あ、ThinkPad X31ってUSBハードディスクからブートできるんだ。
  • デフラグ実施。
  • knoppixのqtpartedでパーティションを半分にリサイズ。
  • Rescue and Recovery with Rapid Restore実行。

でとりあえずバックアップはとれたようである。 このハードディスクに残っている、 未使用領域をMacOS Xでうまく扱えればいいのだが……。 ダメなようである。 うーむ、 qtpartedで最初からNTFSとHFS+を確保しておかないと無理なのか? それとも、そもそもパーティションの構造が違うのか?

2004年12月20日

PowerBook G4のハードディスクを換装したこともあり、 複数パーティションでWindowsとMacの両方に使うことは断念した。 ThinkPad X31のバックアップ専用にしよう……。

2007年12月12日

PLAYSTATION3のハードディスクを交換したので、 もともと入っていた40GBのものを有効活用すべく、 玄人志向のGW2.5SJ-SU2を1980円で購入。 ケースを開けて、ハードディスクを差し込んで、 閉めてシリコンジャケットをかぶせるだけ。 ネジ回しすら必要ない。

M9008J/AだとUSB 1ポートではスピンアップせず、 付属のY字分岐USBケーブルが必要。 しかし職場のデスクトップマシンはUSB 1ポートでも問題なく起動する。 やはり供給可能電力が違うのか。 USBの規格上は1ポート500mAなので、 700mA必要と書いてあるハードディスクが動くわけはないのだが。

2012年10月25日

MacBook Proに入っていた500GBハードディスク用に、 玄人志向のGW2.5TL-U3/BKを購入。 今時はUSB 3.0対応でも980円で買えちゃうんだなあ。