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AVIC-T10

http://pioneer.jp/carrozzeria/airnavi/airnavi_08/index.html

2009年6月15日

T20が発売されるので、T10が3万9800円くらいで投げ売りされている。

「見せてもらおうか、カロッツエリアのスマートループとやらの実力を」

というわけで、買っちゃった、買っちゃった、買っちゃった。

NV-U2は台座が吸盤で取り付けられるのに対して、 AVIC-T10は両面テープとネジである。 車中に設置しっぱなしが前提になるので、 台座は金属を多用した高温に耐えられそうな代物。 NV-U2は本体共々、 車中に起きっぱなしにしてはいけないとマニュアルに明記してある。 対してAVIC-T10は車中起きっぱなしを禁止しているのは本体のみ。 電源ケーブル用のクランプまで同梱しているので、 これは電源ケーブルも車内に付けっぱなしでOKということなんだろうなあ。

しかしネジ止めは論外としても、 両面テープで貼り付けるというのもいささか抵抗がある。 T20のオプションで吸盤台座が用意されるらしいが、 車載キット扱いで不要な電源ケーブルまでついて8000円くらい。 うーむ、ちょっと高いよなあ。

肝心のスマートループだが、 サービスに申し込んで通信モジュールをとりつけないと使えない。 料金は最低315円、最高2079円のキャップ制。 ただモジュールを発送した月は利用料金がゼロになるというので、 6月末日に申込書を送る予定。

2009年6月16日

今日の基準からするとコールドスタートに時間かかりすぎ。 スタンバイからの復帰はそこそこのスピードだが、 これってバッテリー消費するんだよなあ、きっと。 感度もGPSMAP60CSxに比べるべくも無い。 まあ感度に関しては設計の前提が違うからしかたないが。

バッテリーだけでは20~30分しかもたないが、 バッテリーを装着していないと動作しないそうだ。 ポータブルと言うにはいささか無理がある。

DC 5Vのジャックが本体と車載アダプタの両方にある。 電圧も、コネクタサイズも、極性も同じらしい。 というのも、 テストで間違えて車載用電源アダプタから本体の電源ジャックに接続しても問題なく動いたからだ。 ただし、エンジンを切って電源供給が途絶えても、 AVIC-T10の電源は落ちなかった。 またFAQによると、 本体に直接電源を供給すると加速度センサーやジャイロセンサーが動かないそうだ。 それでもまあまあの精度で案内してくれた。

NV-U2との比較では、 画面が大きく画素数も多いので、 地図の縮尺を一回り大きくしても同じくらいの範囲を見渡せる感じ。 これはかなり大きなアドバンテージと思える。

細かいところでは交通案内標識をほぼそのまま表示してくれたり、 交差点のイメージを出してくれる点でNV-U2のほうがちょっとわかりやすい。 まあ慣れてしまえばどうということはないだろうが。

最近はあまり使わないが、 鳥瞰図の高度設定もできないようだ。 逆に設定で迷わなくてすむという設計思想なのかもしれない。 ハイウェイモードではヘディングアップしか表示できないというのも、 ちょっといただけない。

2009年6月21日

設置方法をいろいろ試したが、 どうやら付属の台座を使ってフロントウィンドウ直下に置くだけでなんとかなりそう。 ちょっと遠いが、運転中には操作しないので問題ないはず。

2009年6月30日

予定通り、通信サービスの申込書を投函。

2009年7月2日

「エアーナビ通信サービス受付完了のお知らせ」が電子メールで来た。 いきなりモジュールを送ってきて終わりかと思っていたのでびっくり。 発送の準備ができた時点でまたお知らせが来るという。 日本的なきめの細かさというやつだろうか。 それよりは早く処理を進めてくれた方がありがたいのだが。

とか書いてからメールを見たら、もう発送のお知らせが。 受付完了が11:49で、発送が19:14。 お見それしました。

2009年7月3日

たいして期待していなかったが、 SDカードにwmaファイルを入れて再生してみた。 ……マニュアルに明記してあるとは言え、フォルダ構造を全く無視。 再生順はどういった基準なのかさっぱりわからない。 だからといってプレイリストに対応しているわけでもない。 こんな代物だったら、いっそない方がいい。 ユーザーを馬鹿にしているとしか思えない。

2009年7月4日

通信モジュールを取り付けて、 IDとパスワードを入力。 いきなり、ソフトウェアアップデートである。 通信そのものはあっという間に終わった。 ちなみに、このパケット代はパイオニア持ちらしい。 その後の書き換えも含めて、5分くらいでアップデート完了。 スマートループ情報を取得して、渋滞を表示する。 渋滞情報が点滅する設定にしていたのだが、 ちょっと周期が遅く感じる。 点滅を止めた方がいいかも。

ナビポータルの方はもう少し使い込んでみないとなんとも言えない。 まあ、PCでルートを設定してナビに転送するというのは楽かも。 今のところナビにpushするだけで、 ナビからpullするには8月のバージョンアップを待たないとダメなようだ。

ナビで登録したポイントをサーバーにアップロードできるのだが、 一つ一つやらないといけない。 あらかじめ複数選んでおくとか、まとめて全部というのはなさそう。 もう少しPCよりなユーザーインターフェイスも欲しいところだ。

ついでにいうと、 ナビで検索した時はそれっぽいアイコンが出るのに、 登録するとそのアイコンが使えない。 ファミレスはみんなナイフとフォークのアイコンになってしまう。

2009年7月5日

クルマにナビを載せて試運転。 ナビポータルを最初の画面に指定しておいたせいか、 時々サーバーとの接続に失敗する。 つながったところで情報の取得にはそれなりの時間がかかるので待っていられない。 というわけで、 起動後画面は地図に指定し直した。

渋滞情報は、11~12分間隔で取得していた。 幸か不幸か、今日の目的地は途中に渋滞が無く、 リルートは起こらなかった。 自宅への案内は明治通り沿いを指示するが、 それだと一方通行で入っていけない。 このあたりはNV-U2のほうが上か? また自宅への案内と言えば、 NV-U2は画面をへの字になぞるだけでOKだが、 AVIC-T10はメニューを2階層ほどたどる必要があるようだ。

渋滞情報の点滅は、 私にとってはちょっと周期が長い。 かといって点滅させないと、 走行中に注視するわけにもいかずよくわからない。 まあ、ナビの指示に従って走ればいいのだが、 点滅するようにしておいた。

まあ使えそうではあるが、 固定方法をどうしようかなあ。

2009年7月11日

ジェルパッドとかいう、 比較的粘着性の高いゴムシートみたいなものを使ってみた。 これでもしばらくするととれてしまう。 やはり、ベースに剥離紙が付いたままなので剥がれやすいのだろう。 なので、ゴムシートをはさんで付けてみることにした。

ベース -> 両面テープ -> ゴムシート -> ジェルパッド -> ダッシュボード

という寸法だ。 さて、どうなることやら。

帰宅時の案内はNV-U2のほうが細かい一方通行の路地まで案内してくれるのに、 AVIC-T10は必ず明治通りからアプローチしようとする。 一方通行逆走だってーの。 と思っていたら、 今日は明治通りを王子側から走ってきたら新しいルートを選択肢として出してきた。 これがばっちり一方通行を考慮した物で、 さっそくそっちに切り替えた。 Cyber Naviならともかく、 Air Naviが学習しているのか?

2009年7月14日

どうやら剥離紙をはがしたのが功を奏したらしく、 2日かけて芦ノ湖までドライブしている最中も落ちてこなかった。 見た目はちょっとアレだけど。 ちゃんとゴムシートをベースに合わせてカットすれば、 もう少し格好が付くのかも。

2009年9月2日

予告より少し遅れて、地図のバージョンアップが提供された。 さっそくアップデートする。 手順そのものはたいして複雑でもないのだが、 やはり時間がかかる。 この手のデバイスはコストの制約があるから、 あんまり早いCPUが使えないんだろうなあ。

2009年11月22日

地図をアップデートしてから、 通れない道を案内される。 これがまた自宅に帰る時の道なものだから、 毎回毎回である。 一時期学習でもしたのか、 ちゃんとした案内をしていたのだが。 明治通りからアプローチすると、 内回りでも外回りでも同じ通れない道を通れとナビゲーションする。 やれやれ。

8月と9月の通信料金を見ると、 サンデードライバーの私でも渋滞情報取得だけで上限一杯まで使ってしまうようだ。 しかもこれ、情報取得間隔を20分にして、である。 なので情報取得間隔を5分にして、 ガソリンスタンド情報のウィジェットも有効にしてみた。 相変わらず、ナビポータルへ接続すると遅い。 CPUが遅いのか、通信回線が遅いのかはわからないが。

2010年8月14日

地図データをアップデート。 例によって5250円。 以前同様、専用ソフトウェアでダウンロードして、 同じソフトを使ってUSB経由で書き込む。