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言わずとしれた、万能エディタ。 元々はTOPS20のTECOというマクロエディタに実装されたマクロらしい。 GNUで有名なRichard Matthew Stallmanが作ったそうである。 今でも、彼がGNU Emacsをメンテナンスしている。 emacs lispという強力な拡張言語を内蔵している。 というか、 emacs lispインタープリタでテキストエディタを実装した感がある。
個人的にはWanderlustというメーラーと、 howmというメモ書きシステムを重宝している。
1980年代初頭、 スーパーミニコンと呼ばれたVAX11/780でも実行すると管理者が飛んでくるくらい、 巨大で重たいソフトウェアだった。 それが今では手元のPCで簡単に実行できる。 つくづく、コンピュータの高速化というのは凄まじい。
emacsはずっとターミナルソフトからUnixにログインして使っていた。 しかし気がつくと、 本家のGnu emacsがWinodwsで動くようになっている。 さらにIMEを使えるパッチをあてたものがあったので、使ってみた。 バージョンは24で、ずいぶん変わっている。 一番大きいのは、 設定ファイルが~/.emacsから~/.emacs.d/init.elになったこと。 後は、標準でパッケージシステムが用意されたことだろうか。 細かい所では、Wanderlustでエラーがでたり、 howmが動かなかったり。 howmはベータ版で対応しているようだが。
init.elの基本的なところは
; C-h を backspace として使う。 (keyboard-translate ?\177 ?\^h) (keyboard-translate ?\^h ?\177) ; indentに空白だけを使う (setq-default indent-tabs-mode nil) (menu-bar-mode 0) (setq debug-on-error t) (setq enable-double-n-syntax t) (setq make-backup-files nil) (set-language-environment "Japanese") (set-default-coding-systems 'utf-8) (set-terminal-coding-system 'utf-8) (set-keyboard-coding-system 'utf-8) ; ; add package site ; (require 'package) (add-to-list 'package-archives '("melpa" . "http://melpa.milkbox.net/packages/") t) (add-to-list 'package-archives '("marmalade" . "http://marmalade-repo.org/packages/")) (package-initialize)
といったところ。 メニューバーを消すのも、以前は
(setq menu-bar-mode nil)
だったのでちょっと悩んでしまった。
これでemacs起動後にM-x list-packagesで、 パッケージの一覧が表示される。 インストールしたいパッケージにカーソルを合わせてiで印を付け、 選択し終わったらxでインストール開始。 個々のパッケージに必要な設定は、 init.elの(package-initialize)以降に記述する。
変な統合開発環境を使うより、 emacsのhtml-modeを使うほうが良いかもしれない。 統合開発環境はメモリを数百MB使うのに、 emacsは数十MBしか使わないのだ。