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2024年9月17日 | iPadOS 18 |
http://www.iodata.jp/prod/storage/hdd/2007/hdl4-g/
そろそろファイルサーバーが手狭になってきた。 120GBを4台ストライプにして480GBくらいの容量があるのだが、 88%ほど使っている。 汎用性や柔軟性を考えると、NASよりファイルサーバーだと思っている。 しかし、Unix系のOSでRAIDを組むのはなかなか面倒である。 リビルドのことまで考えると、 ちゃんと運用できるのか不安になってしまうのだ。 FreeNASでも使ってみようかと考えていたが、 コンパクトさとRAID-5という機能に負けてHDL4-G1.0を購入。 ヨドバシカメラで7万円をちょっと切るくらい。 ポイントで無線LANのアクセスポイントとブロードバンドルーターが買えた。 既報の通り、Xbox 360ほどではないにせよ、 それなりに大きなACアダプタを使っている。
例によって交換用のハードディスクは、 割高なものが専用品として用意されている。 Webで見る限り、汎用のシリアルATAハードディスクである。 レールガイドなんかを付け替えれば、 物理的にはその辺で売っている3.5インチハードディスクが使えそう。 もちろん、動作保証外である。 バッファロー製でRAIDの組めるNASだと、 そもそも汎用ハードディスクを認識しないなんてレポートもあったが、 HDL4-G1.0はどうだか不明。 余っているハードディスクもないので、テストする気もない。 ちなみに 「故障した250GBのハードディスクを300GBのものに交換すると、 250GBしか使わない。 250GB×4のハードディスクを全て500GBに交換しても、 使える容量は増えない」とマニュアルに書いてあった。 前者はまあRAIDの性質上仕方ないが、 後者は容量決め打ちなんだ。 サポートコストを抑えるためだろうけれど、 このあたりができあいのNASを嫌う理由のひとつでもある。 補修用のハードディスク、いつまで供給してくれるんだろうか。 仕事ならともかく、 自宅で使うなら安い汎用のハードディスクも使いたいし。
設定はWebブラウザ経由で行う。 sshでログインしてコマンドを実行するより遙かに楽である。 反応が鈍いのが玉に瑕だが、 音楽データや動画データを書き込んでいるときでも一応反応はした。 また、むやみに小さいフォントを指定しているところもあり、 Firefoxで最小フォントサイズを設定していると表示が重なって読みづらくなる。 IPアドレスはDHCPで取得するのがデフォルト。 今時はブロードバンドルーターあたりがDHCPサーバーとして動いているところが多いだろうし、 たいして問題にはならないのだろう。 おまけにWindowsマシンならInternet ExplorerやFirefoxでhttp://landisk/にアクセスすればOK。 つなげるだけで、即使える。 さすがにMacからだと、http://landisk/ではアクセスできなかった。 DNSなり、hostsなりを設定しないとダメなのだろう。
ワークマシンのローカルハードディスクからmp3の音楽データを書き込むと、 タスクマネージャで見ている限り帯域使用量は50Mbps前後で推移している。 既存のファイルサーバーからHDL4-G1.0へと、 mpeg-2の動画データをワークマシンのファイルマネージャーでコピーすると帯域の消費はほぼ2倍に。 となると、 ネットワークにはまだ余裕があるけれどディスクI/Oが限界なのかもしれない。 まあソフトウェアでRAID-5を組んでいるのだろうから、 速度を期待するのは間違っているだろう。
などとやっていたら、 ファイルサーバーのハードディスクが壊れたようだ。 promiseのボードにぶら下げて、ストライプを組んでいたもの。 動画データの置き場で、オリジナルデータは残っているけれど、 まるで狙ったかのようなタイミングだなあ。
HDL4-G1.0は単なるファイルサーバーだけでなく、 DLNAサーバーとiTunesサーバーとしての機能も持っている。 DLNAサーバーとして使うのは全然問題ない。 それ用のディレクトリに、適当にデータを放り込むだけである。 まあクライアントがAV-LS300DWなので、 動作検証がきちんとされているのかもしれない。
問題はiTunesサーバーとして使うときである。 これもそれ用のディレクトリにデータをコピーするのだが、 コピーしただけではダメなのである。 明示的に、データベースのアップデートを指示する必要があるのだ。 さらに、mp3データにiTunesでメタデータを付与しても、 これが反映されない。 というか、Windows XPのエクスプローラーからプロパティを見たり、 いわゆるタグエディタで見る限り、 iTunesでいくらメタデータを入力してもファイルには書き込まれていないようなのだ。 なので、いちいち書き込む必要がある。 これから作成するデータならともかく、 既存の2000を超えるデータ相手にこれをやるのかと思うと、 気が遠くなる。
スケジュール機能を使うと、 曜日ごとに何時に電源を入れ、切るかを指定できる。 平日の昼間などは誰もアクセスしないので切っておく。 まあ機械にかかるストレスという意味では電源を入れたままの方がいいという考え方もあるのだが、 少しは電気代の節約になる。 起動時にはハードディスクが1台ずつスピンアップするそうだし、 元々CPUも非力なのでブートには3分くらいかかる。 娘も使う可能性があるので少し余裕を見て、 帰宅したときにはもう使えるような設定にしておいた。
夜中にアクセスしたら、 ハードディスク4番から1番に向かって順にスピンアップしていった。 モーター起動音がしてアクセスランプが点滅するので、よくわかった。 一応、パワーセーブモードになるのが確認できたが、 普段はこうならないような。 なんか、iTunesあたりが定期的にアクセスに行っているのかもしれない。
HDL4-G1.0のファームウェアを1.02にバージョンアップ。 アイ・オー・データ機器のWebからファイルをダウンロードして、 Webブラウザ経由で書き込むだけ。 非常に簡単である。 気のせいか、iTunesのデータベース更新が早くなったような。
HDL4-G1.0のファームウェアを1.10にバージョンアップ。 その後、デジタルカメラのデータを転送するとある程度の数を転送した時点で書き込めなくなる。 そればかりか、共有しているディレクトリも見えなくなる。 8月のアップデートでも似たような症状が出ていた。 同じように、再フォーマットを含む初期化を施して対応。
フォームウェアを1.10から1.21にアップデート。 このバージョンは2009年6月17日に提供されている。 あまり売れたとも思えないのだが、 販売開始から2年を経過してもまだ更新しているとは思わなかった。 たいしたものである。
今回は特に不具合なくアップデートできた模様。
たまたま500GBのSATAなハードディスクが余ったので、 ためしに一つ入れ替えてみた。 再起動で「ボリュームに異常あり。 再起動で修復」みたいなメッセージが出た。 もう一度再起動すると、RAID5の再構築が始まった。 午前2時スタート。 しかしどのくらい時間がかかるのやら。 Webで見た話だと、4TBに換装した時は20時間以上だとか。 その間に次のハードディスクが壊れそうだよな。
実際には8時間くらいでリビルドが完了した。 容量に比例するとすれば、もうちょっと早くてもいいような気はする。
1TBのハードディスクが、PCDEPOでも5000円を切るようになった。 そこで、容量を4倍にすべく、換装に挑戦。
気を取り直して挑戦。
どうやら、問題なく4TBに交換できたようである。 ログを探してみたら、
だった。実に25時間半。 こりゃいざというときには、再構築している間にもう1台壊れそうだな。