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玄箱/HG

http://www.kuroutoshikou.com/products/kuro-box/kuro-box_hgfset.html
http://www.yamasita.jp/linkstation/index.html

2005年5月26日

一部でブレイクしている、 Network Atached Storageのベアボーンキット。 3.5インチハードディスクを組み込むとNASになる。 昔風に言えば、ファイルサーバーである。 実際のところは付属のソフトウェアでシステムのバイナリイメージをごっそり転送すると、 中身はPowerPCベースのLinuxマシンになる。 玄箱と玄箱/HGがある。 CPUが200MHzから266MHzに、 メモリが64MBから128MBに、 NICが100BASE-Tから1000BASE-Tに、 それぞれパワーアップしたのがHGだ。 いまどきメモリ64MBではちょっと心もとないので、 玄箱/HGを購入した。 秋葉原で1万8840円也。 能力的には1998年頃のデスクトップマシンといい勝負か?

マニュアルはA3のペラ1枚。 LEDの光をケースの外に導く光学部品の取り付けに手間取った。 分解するときにちゃんと覚えておくか、 デジタルカメラで記録しておくべきだった。

組み上がってしまえば、 同じブロードキャストセグメントにつなげた Windows XPマシンでインストールプログラムを実行するだけ。 DHCPで玄箱に割り当てられたIPアドレスを自動的に探し出してくれる。 パーティションを切ってフォーマット、 イメージの転送を含めて3分とかからなかった。 ただ、Windows XPのファイヤーウォールを無効にしておかないと、 最後の設定部分で止まってしまうようだ。

付属のCD-ROMにあるtar ballを/で展開すると、 一応開発環境もそろうようだ。 ただ、howlはコンパイルできなかった。 DebianやVineをインストールするためのイメージも有志によって提供されているので、 入れ替えてみよう。

2005年5月27日

動作確認

とりあえず40GBのハードディスクをつなげて動作を確認した。 sambaはバージョン2.xで、文字コードはsjisが指定してある。 netatalkのほうは確認しなかったが、 とりあえずWindowsマシンはSMB/CIFS、 MacOS XはApple Talkで接続すると問題なし。 しかし、howlがコンパイルできないので、 iTunesサーバーにできない。

Debian化

そこで今度は160GBのハードディスクでDebian化を図る。 玄箱うぉううぉう♪にイメージがあるので、 これを利用させていただいた。 KuroBoxUpdate.exeを使ってイメージを転送するより、 ftpでメンテナンスモードの玄箱に転送し、 玄箱自身でtarを使って展開したほうが確実なようだ (http://kuro.dsk.jp/data/dist/install_debian_standalone.txt )。 ネットワークはDHCPではなく、192.168.0.100/24の決め打ちになる。 いちいちワークマシンの設定を変えてアクセスするのも面倒なので、 玄箱再起動前に

            
 /etc/hosts.allow
  all : 192.168.x.0/255.255.255.0
  all : 127.0.0.1

 /etc/network/interface
  iface eth0 inet dhcp
  iface lo inet loopback
  auto eth0 lo
            
          

などと自宅の環境に合わせて書き換えた。 いやー、edが使えるとまずたいていのところで編集できるな。

再起動後は

            
 export http_proxy=http://192.168.x.x:3128/
 export ftp_proxy=http://192.168.x.x:3128/
 export TERM=xterm
            
          

なんてタイプしたり.bashrcに書いたりしてから、 dselectやapt-getでパッケージをアップデートしたり、 インストールしたり。 Debian触るのも久しぶりだなあ。 Debianとしてのバージョンは3.0のようだ。 最初に用意されているtmp-kunというアカウントを削除し、 自分用のアカウントを作る。 当然rootのパスワードも変更する。

stableなパッケージだとsamba 2.2.3しかないので、 3.0.14aを最近では珍しくtar ballからコンパイルした。 といっても、./configure; make; make installで終わりだが。 /usr/local/samba/lib/smb.confに

            
 display charset = UTF-8
 unix charset = UTF-8
 dos charset = CP932
            
          

とか書くと、Windows 2000/XPとMacOS Xの両方で、 ほぼファイル名の文字化けが防げる。 nmbdとsmbdをデーモンとして常駐させる。 自動的に起動するのは、どうやるんだったかなあ。

2005年5月30日

iTunesサーバー

http://www.porchdogsoft.com/products/howl/
http://www.mt-daapd.org/

iTunesサーバー化の覚え書き。

  1. libid3tag0-devをapt-getでインストール。
  2. howl-1.0.0を./configure; make; make install。
  3. mt-daapd-0.2.1.1を./configure; make; make install。
  4. cp mt-daapd-0.2.1.1/contrib/mt-daapd.conf /etc。
  5. /etc/mt-daapd.confを適当に書き換え。
  6. mDNSResponderを実行。
  7. mt-daapdを実行。

2005年5月31日

以前からあるファイルサーバーと整合性をとるため、 sambaの設定を

            
 display charset = EUC-JP
 unix charset = EUC-JP
            
          

に変更。

2005年6月2日

ワークマシンから700MB弱のAVIファイルをFTPで転送してみたところ、 読み出しも書き込みも5MBytes/sくらいだった。 まあこんなものでしょう。 いちおう25MbpsのDVコーデックなAVIファイルも、 途切れることなく再生できる。

ちなみに、以前からあるファイルサーバーだと、8MBytes/sくらい出る。 こいつはPentium 3/850MHz×2にメモリが768MBという代物なので、 大健闘といっていいだろう。 まあどっちもハードディスクが律速なんだろうけれどね。

2005年6月10日

プリントサーバーに

USBプリンタをつなげてみた。 ものはHPの895Cxi。 1215Cでも同じようにできそうだが、 PSC 2450はちょっと無理かも。

  1. 玄箱/HG背面のUSB端子に接続
  2. cd /dev
  3. su
  4. ./MAKEDEV usb
  5. mkdir /mnt/share/spool
  6. chmod a+w /mnt/share/spool
  7. /etc/printcapの書き換え
  8. /usr/local/samba/lib/smb.confの書き換え
  9. sambaの再起動

以上でsmb経由のネットワークプリンタに。 Windows XPとMacOS 10.4.1から普通にネットワークプリンタとして追加、 印刷できた。

            
/etc/printcap
 895Cxi:?
         :lp=/dev/usb/lp0:?
         :sd=/mnt/share/spool:?
         :mx#0:?
         :sh:

/usr/local/samba/lib/smb.conf
 [printers]
         comment = All Printers
         path = /mnt/share/spool
         guest ok = Yes
         printable = Yes
         browseable = No
         writeable = no
            
          

2005年9月21日

ハードディスクを120GB×4のストライプに変更したファイルサーバーから、 玄箱/HGにftpでアクセスしてムービーファイルを読み出してみた。 10~11Mbpsくらい出ている。

2005年9月24日

OSのアップグレード。

  • /etc/apt/sources.list のwoodyをsargeに書き換える。
  • apt-get update
  • apt-get dist-upgrade
  • ダイアログにはすべてデフォルトで答える。
            
 Errors were encountered while processing:
 /var/cache/apt/archives/flex_2.5.31-31_powerpc.deb
 E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
            
          

で停止。再度apt-get dist-upgradeを実行。 flexに関する問い合わせはYesと答えればOK。 相変わらず、Debianのアップグレードは簡単だ。 もっとも http://www.debian.org/releases/stable/powerpc/release-notes/ を見ると、 apt-getではなくaptitudeを使った方がいいらしい。

2005年11月6日

Debianのバージョンをあげたら、 samba経由での印刷ができなくなってしまった。 そこで、

  • スプール用ディレクトリのオーナーとグループをlpに変更。
  • スプール用ディレクトリにあるlockとstatusを削除。

で、なんとか使えるようになった。

2006年2月10日

Windows上で動くID3Tag編集ソフトでいじったファイルをmt-daapdで共有すると、 変な表示になる。 どうもUTF-8とMS漢字コードの問題らしい。 http://ouchi.nahi.to/~kaidempa/mt-daapd/mt-daapd-0.2.1.1-cp932-3.patch のパッチを当ててコンパイル、 と思ったら ./configureでgdbm.hが見つからないと言われる。 aptitude install libgdbm-dev としてから再度コンパイル。 今度はうまくいった。 表示もちゃんとしている。

2006年3月9日

iTunesが6.0.4になったら、またmt-daapdとつながらなくなった。 最新の0.2.4を入手して再コンパイル。 文字コードのパッチは http://ouchi.nahi.to/~kaidempa/mt-daapd/mt-daapd-0.2.1.1-cp932-3.patch がそのまま使えるみたい。

2006年11月23日

subversionを仕込む。 ここしばらくはせいぜいRCSでCVSも使っていなかったが、 PTAのミーティングなんかはPowerBook G4(M9969J/A)で記録を取っている。 で、ファイルサーバーとの同期をとるのが面倒なのでひとつ試してみることにした。 なぜかFreeBSD 5.3だとIPv6はつながるのにIPv4でつながらないのだ。

2007年5月11日

玄人志向のWebからセットアッププログラムをダウンロードした。 しかし、すでにDebianで動いている玄箱/HGは認識されないのだった。 しかたないので一度分解し、 ワークマシンでいったんパーティションを削除して、 あらためて確保したパーティションをNTFSでフォーマット。 フォーマットしたハードディスクをもう一度玄箱に組み込んで、 セットアッププログラムを実行。 あ、見つけてくれた。 とりあえずは、NASにしよう。

echo -n NGNG > /dev/fl3

でEMモードに落とし、

            
 # /sbin/mfdisk -e /dev/hda
 # sh /sbin/mkfilesystem.sh
            
          

でパーティションの切り直し。 http://www.genbako.com/debian-2.6.17.3/debian-sarge-2.6.17.3-kuroHG-20060702.tgz を入手して、/mnt2に転送。

            
 # cd /mnt
 # tar zxvf /mnt2/debian-sarge-2.6.17.3-kuroHG-20060702.tgz
            
          

で展開。

/etc/hosts.allowと/etc/network/interfaceを適当に編集したあと、

echo -n 'OKOK' > /dev/fl3

で通常モードに戻してリブート。 ユーザーを登録したら、 /etc/apt/sources.listを deb http://cdn.debian.or.jp/debian/ stable main contrib non-free に書き換えて

            
 # aptitude update
 # aptitude upgrade
 # aptitude install initrd-tools
 # aptitude dist-upgrade
 # aptitude update
            
          

でとりあえず終わり。

mt-daapdもパッケージになっているので、即インストール。 x11までインストールされちゃうのは、ちょっと困ったちゃんだけど。

2008年2月6日

冷却ファンが止まっているのでケースを開けてみたが、 どうやら配線が専用になっているみたいだ。 汎用のファンを買ってきて交換しようかと思っていたのだが挫折。

2008年3月18日

Subversionのクライアントから書き込めないのでおかしいと思ったら、 ハードディスクが壊れたらしい。 冷却ファンが壊れて結構な温度になっていたからなあ。 とりあえず電源を落として電源プラグを抜く。 たぶん、二度と起動しないだろうなあ。