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さて、PC-486Pでしばらく問題なかったのだが、 世の中の趨勢はWindowsに傾きつつあった。 こうなると、PC-9801のアーキテクチャでは不利。 少なくとも、 Windows 3.0が出たころはPC/AT互換機のほうが圧倒的に有利と思われた。 いまはPC-9821の時代なので、おそらくそんなことはないのだろう。 といっても、PC-9800シリーズのマシンを使わなくなって久しいので、 本当のところはどうだかわからないが。
そこで当時目を付けたのが、 ソフマップで扱っているSusteen製のPC/AT互換機だった。 あまりPC/AT互換機に関する知識もなかったし、 国産のPC/ATアーキテクチャマシンも少ないものだった。 ちょうど486DX2/66MHzが全盛の頃で、 グラフィックボード用にVLバスを搭載したマシンということでチョイス。 まあ、この選択はそれほど間違っていなかったように思う。 いまとなっては、VLバスどころか、 PCIバスのグラフィックボードを探すのも一苦労だが。
これでWindows 3.1、Windows 95はもちろんのこと、 Linuxも動かした。 PC/AT互換機に関して、一通りの勉強をできたマシンだ。 サーバーとして余生を送らせてもよかったのだが、 会社のアルバイト君にあげてしまいましたとさ。