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離れと母屋の通信速度を改善すべく、 バッファローの WZR-AGL300NH/E を購入。 親機である WZR-AGL300NH と、 子機である WLI-TX4-AG300N のセットである。
付属の簡単セットアップは、 Windowsマシンを有線で接続し、 専用ソフトで設定することになっている。 配線や設定の変更が面倒なので、 無謀にもMacBook Proをクライアントとして有線で接続した。 ブリッジモードだと、 WZR-AGL300NHはDHCPサーバーにならないようである。 ルーターモードにして再起動。 で、デフォルトIPアドレスの192.168.11.1にWebブラウザでアクセスすると、 案の定Webインターフェイスで設定できる。
AOSSとやらが動いているので、 あんまり細かい設定はいじれないらしい。 この状態でMacBook Proを無線経由で接続してみる。 パスワードが長いので、 有線接続の状態でWebインターフェイスに表示させてコピー&ペーストした。 すぐそばにアクセスポイントがあるという好条件だと、 40Mbpsくらい出た。 リンクスピードは300Mbpsなのだが、まあ実測だとこのくらいだろう。
子機の方は設定いらずで、 電源を入れるともう自動的に親機とつながる。
実際に使用する状態(親機子機で母屋と離れをブリッジして、 子機ネットワークに接続した802.11gなアクセスポイントを使う)にした上で、 802.11gなアクセスポイントに接続したMacBook Proで試してみた。
変更前 | USENの速度測定だと、 単純なファイル転送でも15Mbpsくらい。 |
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変更後 | USENの速度測定だと、単純なファイル転送でも16Mbpsくらい。 |
残念ながら、優位な差は出なかった。 まあ、セキュリティが上がったのが救いかな。 今まではWEPだったのが、WPA2になったのだから。 ちなみに、子機に有線接続した状態だと40Mbpsくらいは出る。 802.11gの限界が16Mbpsくらいなのかもしれない。
さて、居間の無線LAN環境はどうしたものか……。
最近NP-BBRLの調子が悪い。 SNMPにも反応しなくなるし、 設定用のWebページにもアクセスできなくなる。 連続で3年近く動かしているし、そろそろ寿命だろうか。 再び、FreeBSDでNAPTを行うように設定してみた。 しばらく様子を見てみよう。
結局、WZR-HP-G301NH/EとWLI-TX4-AG300Nを購入。 前者をブリッジモードで動かして、ノートPCやiPhoneをつなげる。 さらに同梱の子機で、 居間のビデオデッキやPLAYSTATION3をぶらさげる。 もうひとつのWLI-TX4-AG300Nは、 また別の場所にあるTVやビデオデッキの接続用。 こちらは離れのWZR-AGL300NHの子機として動作させた。
どう設定してもiPadが他人のIPアドレスを使うので、 WZR-HP-G301NHをルーターモードで動かすことにした。 iPadを別のブロードキャストセグメントに分離することで、 少なくともサーバーのIPアドレスを使わないようにと期待したのだ。 iPhoneなどはともかく、 MacBook Proなんかで多少の不便が予想できるが、 まあ背に腹は代えられない。
さすがに母屋のクライアントがみな別のブロードキャストセグメントだと、 PLASTATION3とかハードディスクレコーダーとかが使いにくい。 そこで使い古しのWHR-HP-G54をiPad専用のアクセスポイントにしてみた。
が、 どうやらバッファローの古いアクセスポイントとiPadの組み合わせは、 一筋縄ではいかないらしい。 802.11gレベルではつながっているように見えるのだが、 IPレベルではつながらない。 DHCP以前に、アドレス決め打ちでもダメ。 ところがMACアドレスによる制限をかけなくても、 それ用のリストにiPadのMACアドレスを登録するとあら不思議。 ちゃんとDHCPでIPアドレスが取得できて、 LANやインターネットへのアクセスもできる。 どうゆーアルゴリズムを使っているのやら、見当も付かない。
ともあれ、 これでiPadだけ別のブロードキャストセグメントに分けることができた。 DLNAとかは使えないが、ほかは大して問題なさそうである。
WHR-HP-G54のファームウェアを1.42から1.43に書き換え。 するとiPadからもバッチリ接続できた。 やれやれ。