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B's CLiP 5はB.H.A.が販売していたパケットライティングソフトである。 現在はバージョン6が販売されている。
購入したもののほとんど使っていなかったのだが、 GSA-4120Bの導入に伴ってインストールしてみた。 インストール後は再起動が必要である。 再起動後は自動的にプログラムが実行され、 タスクトレイにアイコンが常駐する。
ブランクメディアを入れると、 B's CLiP用にフォーマットするか、 他のソフトウェアを起動するかを選択するダイアログボックスが現れる。 いまのところ他のソフトウェアはB's Recorder GOLD 5しかリストされないが、 一応追加登録できるようだ。 CD-RとDVD+RWのフォーマットは数分で済む。 他のメディアはまだ試していない。
実はWindows XP自身がCD-Rへの書き込み機能を持っていて、 これが優先的に動くようになっている。 B's CLiPを使うには、この機能を無効にする必要がある。 エクスプローラーのドライブアイコンを右クリックして、 プロパティから設定できるようだ。
B's CLiP用にフォーマットしたメディアを入れると、 その旨を表示するダイアログボックスが出る。 これで、ドラッグ&ドロップで普通にコピー可能だ。 ただ、 メディアを取り出す時はタスクトレイのアイコンから右クリックメニューを出し、 ここで「取り出し」を実行する。 必要に応じてファイナライズ処理を行うようだ。
今までCD-RやDVD-Rといったライトワンスのメディアにデータをバックアップする場合、 やはり容量いっぱいまでデータが貯まってからライティングソフトで書き込んでいた。 これでもいいのだが、 中途半端にデータが貯まるとなかなか書き込む気になれない。 で、いつまで経ってもデータがハードディスクを占有することになる。 昨今ではハードディスクの大容量化が進んでいるので気にしなければいいのだが、 根が貧乏性なのでどうしても気になる。 DVD-RAMドライブもあるのだが、 これは出始めの製品で等倍でしか書き込めない。 ベリファイするためもあってか、今となってはかなり遅い。 まめにバックアップを取るのがいやになるくらいである。
その点パケットライティングはなかなかよさそうだ。 ちょっと貯まったデータを気軽にバックアップできる。 MOという選択肢もあるが、 とにもかくにも、CD-Rメディアの安さは凶暴ですらある。 また4倍速のDVD+RWと組み合わせると、 DVD-RAMと同じ容量のメディアを、 ほぼ同じ使い勝手でより高速に読み書きできる。 まあDVD-RAMは信頼性と耐久性が売りなのだからしかたないが。