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Windows 2000

Windows 2000でコントロールとCAPSの入れ替え
Windows 2000のブートCD

2000年2月2日

遅れに遅れた、NT 5.0。 1998年の4月に、 ベータバージョンを触っていたような記憶もあるのだが……目先を変えるために、 Windows 2000と改名したようである。 雑誌の付録でRC (Release Candidate)をばらまいてバージョンアップ料金で購入させるというのは、 Windows NT 3.1が国内で発売されたときにもやっていた気がする。

インストール時は、拍子抜けするほど選択肢が少ない。 悩まなくてすむのはありがたいが、 必要ない(どころかセキュリティホールになりがちな) Outlook Expressをかってに組み込んでくれるのには困ってしまう。 しかも、削除する方法がわからない。

パッと使った感じでは、Windows 98よりも速い。 半年か1年もしてService Pack 3くらいまで出れば、 かなり使えそうだ。

2000年2月23日

金曜日(18日)の出社途中に購入して、 日曜日(20日)の夜にインストールを開始する。 原稿書きの仕事があったので、 とりあえず一段落するまでインストールを見合わせていた。 失敗して動かなくなると、 復帰までの間原稿が書けなくなってしまうので我慢したのだ。

今のところ、 Paradox7のダイアログボックスで一部ボタンが表示されず、 操作できないという点を除いてはさしたる不具合はない。 ROLANDのWebには、 Windows 2000対応のシリアルMIDIドライバもあった。 次はフィルムスキャナとCD-Rライティングソフトを動くようにしなければ...

2000年4月3日

CD-Rライティングソフトのほうは、 B.H.AからWindows 2000対応のアップデータが配布されているので一段落。

フィルムスキャナのほうが、難産だった。 Windows 2000はWindows 98と違って、 標準でwinaspiが組み込まれていない。 Webなどでいろいろと探したのだが、 53C810A用のwinaspiドライバではうまく動かない。 うーんと頭をひねった拍子に、AHA-1540CFが目に入った。

一世を風靡したボードではあるが、 ISAは設定が面倒なこともあり現役を引退しつつある。 これを一時的に使うと、 adaptechのwinaspiドライバがインストールできる。 で、winaspiドライバさえインストールしてしまえば、 53C810Aで問題なく動くのである。

こんなところで、 「Windowsではadaptechが標準」という言葉を実感してしまった。

2000年6月9日

Windows 2000では、複数のパーティションを合わせて、 ひとつのドライブにできる。 NT 4.0ではボリュームセットとか呼ばれていたように記憶している。 で、NT 4.0は単純に空いているパーティションを複数選択して、 ボリュームセットにすればよかった。 これがWinodws 2000だと、 まずHDを「ベーシック」から「ダイナミック」に変更する。 しかる後、 空いているパーティションを選択して「スパンボリューム」を作成するのだ。 その代わり、 あとからでもスパンボリュームに空きパーティションを追加できるらしい。

しかし、ブートドライブをダイナミックに変換してはいけない。 Windows 2000から、パーティション情報を取得できなくなる。 おかげで再インストールするはめになった。

2001年2月19日

なぜかは知らねど、 メインの作業マシンである部品寄せ集め3号はMIDIの再生が苦手である。 演奏を続けていくと、 突然音源を鳴り響かせたまま演奏がストップする。 さすがにOSは落ちたりしないのだが、 MIDIプレーヤーとしては落第である。 音源ボード+メディアプレーヤーでも再現するので、 別段シリアルMIDIドライバーが悪いわけではないだろう。

原因として考えられるのは、Dual CPU構成だから、 というのが真っ先に思い浮かぶ。 しかし、ターミネーション基板はとっくに捨ててしまったので、 今さらSingle CPU構成に戻すわけにもいかない。 部品寄せ集め5号に音源ボードを追加して、確かめてみようかなあ。

2001年11月11日

Windows 2000でMIDI演奏がこける件であるが、 やはりDual CPUが原因なようだ。 同じハードウェアでHDだけ変えて、 シングルCPUのカーネルをインストールしたら全然問題ない。 ついでに、 TMIDI Playerを使ってYMF744の音源を鳴らしている分には、 マルチプロセッサのカーネルでも落ちない。 やはり原因は「マルチプロセッサに対応していない」 と明記しているシリアルMIDIドライバだったようだ。

いっそMIDIプレーヤーとして1台安いマシンを組んでしまおうかとも思ったが、 机の上を整理してノートPCを置くことで解決した。 こいつはWindows 98がインストールしてあって、 TMIDI Player + シリアルMIDIドライバでも何の問題もなく再生できる。

2004年4月11日

メインマシンのOSをWindows XPに変えたところ、 嘘のように快調にMIDIを再生できるようになった。

2004年6月15日

ふと思いついて試してみたら、 ログイン画面でパスワードを入れずにシャットダウンやリブートができる。 まあパソコンだし、 本体のスイッチを操作されればそれまでなのは確かだが、 もうちょっとセキュリティ側に振ってもいいのではなかろうか。

2005年11月24日

職場のマシンが変わったので、 しばらくPower Userとして過ごしてみた。 インストールできないプログラムが多かったり、 デフラグすら実行できなかったり。 runasもいまひとつ使い方がよくわからない。 結局、Administratorになってしまった。 セキュリティ的にはまずいんだけどねえ。