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ううっ、買ってしまったデジタルオシロ。 秋月電子で安いのを売っていたのだ。 前からオシロスコープは欲しかったのだが、 アナログ時代は2現象10MHzクラスでも10万円近い値段だったのだ。 それがデジタル化したらあれよあれよと値段が下がる。 気がつけば最大サンプリング周波数100MHz、アナログ帯域25MHz、 メモリ5000サンプル分なんてのが4万円で買えてしまう。 もちろん、中国あたりのあまり名前を聞かないメーカーの製品だが。
これで何をするかというと、まあ別に何をするわけでもないのだが。 オーディオ帯域なら問題ないだろうし、 デジタル回路でもクロック8MHzくらいまでなら使えそう。 測定ではなく定性的な状況をみるだけなら、 もう少し上までいけるかも。 アンプの波形を見たり、 PICあたりの動作を確認したりといったところか。
オシロスコープといえば奥行きのあるモノと相場が決まっていたが、 購入したデジタルストレージオシロは表示にSTN LCDを使っているので、 むしろ横長になっている。 まずは何も付けずにself calibrationだが、意外と時間がかかる。 といってもせいぜい分単位だが。 ついでプローブを付けて、校正用の出力に接続して調整。 Autoボタン一発でだいたいのセッティングを自動的にやってくれるのは便利。 アナログの時代は自分で見当つけなきゃいけなかったはず。 逆に言うと、電子回路を理解していないと使い切れないものだった。 今では私みたいな素人でもそれなりに使える。 試しにオシロスコープ自身のACプラグあたりから信号を拾ってみたら、 結構ノイズが乗っている。 こんなの見ちゃうと、 オーディオに凝っている人は電源の強化とか言い出すんだろうなあ。