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マナスル121

2016年12月2日

半世紀ほど、大きな変更無く作られている灯油コンロ。 まあ、元はオプティマスあたりのコピーらしいが、 本家はとっくに生産を止めているようだ。 Yahoo! JAPANカード入会のポイントを使って購入。 なので1万1639円也。

2016年12月18日

試運転。 まあ、最近の至れり尽くせりな製品に比べると、どうしようもない。 なにせ付属の漏斗すらまともな代物では無い。 空気の抜ける部分が無いので、 バーナー部をねじ込んだ状態ではなかなか燃料が入らない。 で、空気の通り道を確保しようとしてちょっと浮かせるには、 長さが足りないのである。 その辺の金物屋で売っている金属製の漏斗だって、 ちゃんと細くなったところには空気抜き用の溝が付けてあるのに。

そのバーナー部のねじ込みも、 鉛パッキンなので締め具合に加減がいる。 緩いと加圧したときに灯油が漏れてくる。 信頼性は高いと聞くが、 何度も締めたり弛めたりはしたくないなあ。 おそらく、設計当時は耐熱耐油のゴムパッキンが無かったんだろう。

燃焼そのものは特に問題なかった。 調整弁を開いてから半分にしたエスビットのスタンダードな固形燃料を使って、 余熱を行う。 3分ほど経ってから調整弁を閉じて、 ポンプ1ストローク分加圧するとあっさり燃え始めた。 燃焼音はそこそこである。 無音では無いが、轟音と言うほどでも無い。 まあ3分あったら、 気の利いたガスコンロでお湯が沸きそうではある。

ゴトクは微妙な大きさで、 シェラカップだと今ひとつ安定しない。 ゴトクそのものもガタつきがあって、 ちょっと工作精度が低い感じ。

灯油は安全性が高いとはいえ、 漏れちゃうとなかなか気化しないのでいつまでも臭い。 この辺はコンロ自体のせいではないのだが。 一番のメリットは、燃料代の安さ。 ずいぶん値上がりしたとは言え、 灯油は1Lで100円しない。 自動車用のガソリンならいい勝負だが、 ホワイトガソリンだと1Lで1200~1400円、 燃料用アルコールが500mLで500円くらい。 これは他の欠点を補って余りあると思う。