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しばらくの間、PCでTV番組を録画できないか、試行錯誤した。 しかし、440BXよりも新しいチップを使ったマシンでは、 どうも安定しない。 まあ、 みんなSMPでSiSやAMDのチップセットなのが悪いのだろうけれど……。 USBで接続する外付けタイプに始まり、 PCIバスに接続するTVチューナーボードも2枚ほど買ったが、 どれもエアチェック用の常駐ソフトウェアがよく止まるのだ。 これ以上散在して苦労を重ねるより、 家電製品としてのハードディスクレコーダーを買った方が早いと判断した。
保存すべき番組はRD-X1やRD-XS40で録画すればいいので、 こちらは完全なテンポラリ用だ。 なので、比較的安価なハードディスクレコーダーで十分間に合う。 ざっとピックアップして、当初はNECのAX10か、SONYのCocoonか、 といったところに候補を定めた。 AX10は100BASE-TX経由で、 録画した動画をPCで見られるという点がよい。 Cocoonは、 ユーザーの好みを学習していくというところがなかなか新しい。
しかしWebで情報を漁ってみると、 Cocoonはまだ練りが足らないという評価もある。 だいたい、下位機種と値段が2倍以上違うのだ。 これでは下位機種を2台買った方が使いでがあることになってしまう。 AX10もすてがたいのだが、 たまたまスイッチングハブのポートが一杯になってしまったこと、 PCとの連携に失敗するとがっくりするので今回は見送った。
結局のところ、 Cocoonの下位機種であるチャンネルサーバーCSV-S57を購入した。 これもキーワードやジャンルを指定することで、 ある程度は自動的に録画してくれるらしい。 むろんそのためには何らかのデータベースが必要で、 これはTBSがブロードキャストしているらしい。 1日2回のこのEPGデータを受信しないと、 従来のビデオデッキと大差ない使い方しかできない。 つまり、自分で時間とチャンネルを指定する予約録画だ。 まあそれでも、 録画している最中にその先頭から再生できるというのはハードディスクレコーダーならではの機能だろう。 あまり使いそうにないが。
いったんEPGデータを受信すれば、 ジャンルやキーワードによるおまかせ録画が有効になるらしい。 また、番組表を画面に表示して、 「この番組を録画する」という指定が可能だ。 野球放送などによる放送時間のずれ込みなどには対応していないが、 あらかじめ延長時間を見込んで「30分延長」といったオプションを指定できる。
コネクタはRF入出力端子が一つずつ、入出力が2系統ずつ、 電話線用のRJ-11がひとつある。 RD-XS40からのRF出力をRF入力に、 CATVチューナーからの出力を入力1に、 出力の1系統をRD-XS40に、もうひとつをTV用にして接続。 RJ-11のほうは「カモン!マイキャスターサービス」とやらで使うらしいが、 全然サービスに魅力を感じないので接続する気が起きない。 光ファイバーで常時接続しているのに、 モデムでダイヤルアップというのも馬鹿馬鹿しいし。
設定は簡単な方なのかもしれない。 地上波チューナーしかないので、BS関係の設定はない。 初回起動時には、 自動的に「簡単設定」という一連のシーケンスが起動する。 これで時間と受信地域を指定すると、 受信可能なチャンネルを自動的にスキャンして設定する。 我が家ではケーブルTVを使っているので、 設定終了後に手動でUHF系のチャンネルを追加した。 あとはEPGデータを受信するまで、1日くらい待てばいいらしい。
TV朝日のEPGを使えないかと思って設定をいじったが、 やはり駄目らしい。 で、元の設定を忘れたので工場出荷時の設定に戻して、 最初からやり直し。 それでも、デモンストレーション映像はしっかり残っている。 メニュー画面を呼び出して、 「←」「←」「決定」というキーを2秒以内に打つことで再生を開始する。 きっとハイビジョンで撮影してダウンコンバートしたんだろうなあ。 妙にきれいな映像でした。
笑ってしまうのは、 「GNU GPL適用ソフトウェア使用許諾条件書」が同梱されていたこと。 Webで情報を収集した限りでは、 この点について言及している記事はなかったようだ。 この書類によると、CSV-S57はLinux-2.4ベースで動いているらしい。 bash、cpio、e2fsprogs、なんてえのも記述してある。 いっそ、 100BASE-TXでつなげてシェルを使えるようにしてくれた方が、 よっぽど使いやすくなるかも……。
リモコンや、本体前面の電源スイッチで電源オフにしても、 実はずっと電源は入りっぱなしなのである。 まあそれは普通のビデオデッキでも同じなのだが。 問題は、CSV-S57がハードディスクレコーダーであるということだ。 つまり、本体背面のメイン電源スイッチを切るか、 電源ケーブルを引き抜かない限り、 ハードディスクが回っていることになる。 この状態で衝撃を与えるとどうなるか。 まあ最近のハードディスクは丈夫だけどね。
帰宅してみたら、ちゃんとEPGデータを取得できていた。 前夜予約しておいた番組も、タイトルが入っている。 おまかせ録画のキーワードに「ニュース」を指定しておいたら、 本当にNHKのニュース番組を録画していた。 しかし、 ジャンルやキーワードが私の利用形態にそぐわないことおびただしい。 アニメもなければ、NHK特集もないのである。 やはり、キーワードを自由に設定できないのが問題だ。 EPGデータを表示するときは、 チャンネル別とかジャンル別、時間別で表示できる。 で、この表示までの時間を見ると特にDBMSを使っているようには見えない。 せいぜいCSVを総スキャンする程度なら、 ぜひフリータームで録画番組を指定したいものだ。
録画してあった番組を見てみる。 本なら斜め読みだが、TVだと何というのだろう? とりあえず10倍の再生速度でざっと流して、 気にかかる部分だけ通常の速度で再生すればいいのだが、 やはり音の出る1.5倍ないし2倍再生機能が欲しいなあ。
とりあえずキーワードの変更が可能なように、 カモン!マイキャストに登録してみる。 離れの電話は光ファイバーを使ったVoIPなので、 ちゃんと接続できるかどうか不明である。 したがって、ダイヤルアップコース、ベーシックプランで小手調べ。 これでキーワード更新がうまくいくようなら、 エコノミープランへの変更を考えてみよう。
モデムによるキーワードのアップデートはうまくいった。 最初の電話では更新されず、二度目の電話で更新されるようだ。 次回は1ヶ月後の予定。 ただ、付属のRJ-11分岐コネクタはVoIPアダプタには使えなかった。 コネクタ回りが狭いので、つっかえてしまうのだ。 まあこれでダイヤルアップエコノミープランも使えそうなので、 はやいところ分岐コネクタを調達しよう。
つらつらとWebを漁っていたら、 ソニー自身がスペックでOSがLinuxである、 と書いていた。
カモン!マイキャストをダイヤルアップエコノミーコースに変更。 しかし、番組表からの予約はできない。 Webベースとはいえ、日付、時刻、 チャンネルなどを自分で入力する必要がある。 それでも、会社から設定できるのは一歩前進。 あとはAir H" Phoneでもできればいうことなしなのだが、 シェアを考えると無理かもなあ。