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2002年のFreeBSD

2002年1月3日

iBookと共有することも考えて、 プリンタをFreeBSDマシンにつなげた。 Windowsマシンにはsambaで、iBookには netatalkで共有するのだ。 sambaのほうは簡単だった。 /etc/printcapのサンプルにあるlpエントリにmx#0を追加するだけ。

netatalkで共有すると、 iBookからはPostScriptプリンタに見える。 なので、まず/usr/local/etc/papd.confに

895Cxi:?
        :pr=ps:

というエントリを追加。 次にGhostScriptをインストールして (といってもパッケージから加えただけ)、/etc/printcapに

ps|local GhostScript Printer:?
        :sh:sf:mx#0:?
        :lp=/dev/lpt0:sd=/var/spool/lpd/ps:lf=/var/log/lpd-errs:?
        :if=/usr/local/libexec/ps2cdj550:

を追加。フィルタのps2cdj550は

#!/bin/sh
gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=cdj550 -dBATCH -sOutputFile=- -

と、これ以上はないというくらい簡単なもの。 これでも一応印刷できる。 ただ、Internet Explorerからは問題なく印刷できたのだが、 Acta!から印刷したらGhostScriptが10分くらい考え込んでいる。 結局キューを削除してしまった。 USBで接続すると問題なく印刷できるのである。 うーん、アプリケーションが古いからかなあ。

2002年4月20日

セキュリティホールの報告されたapache、php3、 sshをアップデートした。

ssh

まずはsshから。 FreeBSDも4.3あたりからは標準でシステムに入っている。 これを、/usr/ports/security/opensshのものと入れ替える。 インストールそのものは、いつもどおり make; make installである。 後は/etc/rc.conf内にsshd_enable="NO"と記述しておく。 さらに/usr/local/etc/rc.d/sshd.sh.sampleを /usr/local/etc/rc.d/sshd.shとコピーして、 起動時に自動実行されるようにする。

心配したのはデーモンの切り替えだが、 /usr/local/etc/rc.d/sshd.sh restart で問題なく切り替わった。

apache

これも、/usr/ports/www/apache13に移動して make; make installで終わり。 portsは楽でいいなあ。 もちろん、apachectl stopで、事前にapacheは止めてある。

php3

ファイルアップロード関係でセキュリティホールがあったらしい。 日本PHPユーザー会のWebから、 php-3.0.18-i18n-ja-3.tar.gzをとってくる。 あとは以前と同じ手順でインストール。 インストール後はapachectl startでOK。

2002年6月30日

今度はDNSリゾルバ回りでlibcにバグが見つかった。 詳しくは2002年の部品寄せ集め6号で。