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我が家には設置フリー、フルオートタイプのガス給湯器がある。 これが昨年末から調子悪くなり、 風呂の追い炊きが動いたり動かなくなったりといった状態になってしまった。 素人目には、水位センサーが壊れたように見える。 だましだまし使っていたが、とうとう修理することにした。 熱交換機や水流センサー、水位センサーなどを交換して、 なんだかんだで8万円以上の出費となった。 交換していないのはコントロール基板くらいなのではないか? とはいえ見積もりだと買い換えで40万円、 修理で7万円くらいとのことだったので、まあこんなものでしょう。
で、夏のボーナスが出たら新品に交換するか、と思って調べてみた。 すると、けっこう安く売っている店もある。 下手すると修理したときの見積もりの半額以下、なんて店も。
これならなんとかなるかなあ。
高効率型設置フリー24号壁掛け型ガス風呂給湯器の見積もりをとる。 ひとつは電話のやり取りだけで工事費込みで25万円。 もうひとつは現場を見に来るという。
http://www.gas.or.jp/にある潜熱回収型給湯器導入支援補助金制度を使うと、 最高で2万9000円の補助金が出るとのこと。 しかしこのweb、今時フレームは使っているわ、 肝心の所は工事中だわで、あまり感心できない。 結局、給湯器販売店にやり方を聞くハメになった。
「申請に必要な所定形式の見積書を送るので、FAX番号を教えてください」 というメールが昼間に来ていたが、忙しくて気がつかなかった。 すると、この見積書と申請書、 申請書記入のサンプルなどをメールで送ってくれた。 親切な販売店である。 さっそく記入して日本ガス協会にFAXしたが、実印を押すとはねえ。 この前使ったのは車を買うときだから、2年半ぶりか?
給湯器をノーリツのGT-C2431AWXに交換。 二次熱交換機を使って効率を上げた機種。 愛称は「エコジョーズ」だそうだ。 予定より早く、09:30に作業スタートで11:05に終了。 2階の給湯器は向かって右側だった。 リモコンの配線は、今ならコネクタ一発なのだろう。 しかし10年前に埋め込んだ配線ではそうもいかない。 圧着端子で1本ずつ接続したようだ。 しかし配線そのものは使える。 10年前から規格が統一されているのか? まあマイコンを内蔵してデジタルなシリアル通信にしておけばいいわけだが。
ガスの配管は、 中性洗剤を泡立ててから塗り付けてガス漏れがないかどうか確認していた。 昔なら石鹸水だったんだろうなあ。 また、湯船にお湯が残っていたので、 循環系の配管から結構盛大に水が出てきた。 ちょっと考えれば気がつきそうなものだが、 全然思い当たらなかった。 最後に給水栓を開けずに帰ってしまったのはご愛敬。
お湯が勢いよく出るようになり、 運転音も静かになった気がような気がする。 リモコンがしゃべるのは、思いのほか鬱陶しい。
追い炊きスイッチを押してしばらくすると、 リモコンの時刻表示部に111の表示が。 「給湯点火不良(初期炎非検知)」で、 素人判断だと種火が点火しないようだ。 ちょっと修理して数万円ですぐに再故障なんてのを考えると、 新品に交換かなあ。
ゆ・フォームが18万円くらいで一番安かったので依頼。 工事には来たのは三河島駅の近くに住んでいるというベテラン。 下の給湯器に押してある判子を見て「あ、これ後輩です」ときた。 10:00作業開始で終わったのが13:00。 決して早くはないが、丁寧な仕事だった。
ちなみに取り付けを頼んだ無線LAN対応のリモコン、 高機能すぎて使えない人もいるそうな。