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EOS-1V

2000年12月16日

Canon EOS-1V ボディ
Canon EOS-1V ボディ
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キヤノン
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久しぶりにボーナスなどをもらったので、 ついフラフラとEOS-1Vを購入してしまった。 当然、ES-E1というUSBでPCとつなげるオプションも購入する。 三宝カメラで19万円だった。 ヨドバシカメラよりもかなり安い。 ポイントカードへの蓄積分を考えても、まだ安いくらい。

EF 85mm F1.8 USMをつけて空写ししてみたが、 操作そのものはEOS-1Nとほとんど変わらない。 だが、フォーカスエリアだけはさすがにずいぶん違う。 45点自動選択にしておくと、 手前のものにピントが合ってしまう。 これはEOS -1Nでも同じだが、 5点測距なのであまり目立たないのだ。 新設されたアシストボタンのワンプッシュで、 センターが選択されるようにした。

注目の撮影データ記録機能だが、 フィルムを入れずにシャッターを切っても記録されないようだ。 残念。 とりあえずSensiaIIを買ってきたので、 明日にでもテスト撮影をしてみよう。

ES-E1によってのみ設定できるパーソナルファンクションというものがあるが、 ざっと見たところあまり必要そうなものはなかった。 唯一、 「撮影後、シャッターボタンの半押し状態でサイレント巻き上げ」 というのが使えそうだ。 試してみたところ、 撮影後はブラックアウトしたままなので一瞬びっくり。 思い出してシャッターボタンを戻すと無事巻き上がった。 うーん、違和感あるなあ。

また、カメラ単体で設定できるカスタムファンクションだが、 ES-E1からでも設定できる。 こちらのほうはちゃんとダイアログボックスが出たりするので、 どう変更できるのかわかりやすい。 さすがに、 カメラ本体だけでは単なる数字の羅列なので、 さっぱりわからないのだ。 パームウィング内に貼るシールは付属しているのだけれどね。 その意味では、α-7のようにドットマトリクスの液晶表示部をつけて、 文字を出してくれた方がいいだろうなあ。

2000年12月17日

SensiaIIを詰めて、家族の写真なぞを撮る。 やはりこの程度の使い方では、 EOS-1Nとほとんど変わらない。 35mmをつけてスナップなどという、 普段の使い方も試してみたいところだが、 まだM6に詰めたフィルムが残っている。 これを使い切ってからにしよう。

ちなみに、撮影データをPCに転送すると、 CSVでデータをエクスポートできる。 うーむこれでは手ぶればかりで、 まともな写真は撮れていそうにないなあ。

しかし、35mmを付けたときはボディ単体でバランスするけれど、 135mmなんかを付けた日にはもうバッテリーパックを付けないとバランスしないなあ。 さすがにパワードライブブースターが似合うほどのレンズは持っていないけれど。

2000年12月19日

17日に撮影したフィルムを、プロラボに出す。 あがりを見ると、 遅いシャッター速度の割にはまあまあよく写っている。 あいかわらず、 写真に撮ると娘は実年齢よりもずっと年上に見える。 中学生か、下手をすると高校生にも見えてしまう。 息子は満面の笑みを浮かべて写っている。 何でも楽しい年頃なのだろうか。

DynaEX 400を詰めて、35mmと85mmで街を撮る。 EOS-1Nと変わらんな。 家に帰ってから、135mmを付けて三脚に据える。 EOS-1Nと135mmの組み合わせでは、当初前ピンだった。 EOS-1Vではどうだろうか。 それを試すため、床に積んである本の山や、 電話機を撮影した。

飼っている猫がきちんと座ったままこちらを見ているので、 これも撮ってみた。 この場合は、45点のAFポイントが大変役に立つ。 三脚に据え付けても、 ほとんどカメラを動かすことなくAFで目にピントを合わせられるのだ。 いまやキヤノンのレンズはほとんどがフルタイムマニュアルなので、 多少はピントがずれてもすぐに修正できるのだが。 これで視線入力がちゃんと使える代物になれば、 無敵に近いAFシステムのような気がする。

2000年12月20日

昨晩撮影したフィルムを現像に出す。 ポジなのでプロラボなら2時間であがる。 さすがにISO 400のポジは粒子が粗い。 しかし、心配していたピントのずれはなさそうだ。

それにしても、スプロケットレスだとフィルム装填が変な感じである。

2001年5月27日

子供たちの運動会を撮影すべく、機材を用意する。 すると、EOS-1V DPの単三電池が無くなりかけていた。 たいして撮影をしたわけではないのに、である。 実は昨年の運動会でも、 カメラはEOS-1N DPだったが同じ現象が起きている。 これまた同じように、正月には電池を交換している。 毎年、1月から5月は電池がなくなりやすいのだろうか。 まあ、2年続けてメインスイッチを切り忘れていた、 というほうがありそうな話だが。

2001年8月14日

シグマ 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF を購入したので、EOS-1Vで試写を行う。 が、用心して電池を抜いておいたため、 日付の設定がクリアされていた。 バックアップは24時間しか持たないそうだ。 逆に言うとこれでわずかながら電力を消費しているはずで、 半年も持たなかったのはこれが理由かもしれない。 EOS LINK SOFTを使うと、 PCの内蔵時計と一発で同期できる。 便利、便利。

2018年5月31日

http://cweb.canon.jp/e-support/products/eos/180530eos1v-end.html

フィルムカメラとしての後継機は無いまま、販売終了。 さすがに修理は普通のカメラよりも少し長くやってくれるらしい。 でも、私が購入してからでも18年近く経っているし、 結果としてF-1よりは長寿命だったなあ。