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1984ないし1985年に購入したマシン。 個人的には、 16ビットのMS-DOSマシンとして完成された9801だと思っている。 これ以降の9801には、本質的な変更はなかった。 もちろん、近年の9821シリーズは別だ。 これはWindowsに対応するためか、ずいぶん様変わりしている。 開けてみると、パーツはほとんどPC/AT互換機と変わらないし。
当時アスキーネットにはまりつつあったので、 さすがにAPPLE ][ではちと苦しかった。 モデムも300bpsや2400bpsで、 リアルタイムで読んでフォローをつけられるという牧歌的な時代だったのだが。 画面上を流れていく文字を、 それこそ文字通りのリアルタイムで読めるのだ。 が、全角仮名漢字交じり文を表示するには、 APPLE IIは力不足だったのだ。 まだワードプロセッサとしてはDISK BASICベースの松が圧倒的な強さを誇り、 一太郎はバージョン3が出たかどうかという頃だった。
DISK BASICはほとんど使わず、もっぱらMS-DOSマシンとして使っていた。 当時はexeとcomの違いがわからず、 exeを片端からcomにリネームしたりもした。 MicrosoftのCコンパイラはバージョン3で、 なんと24万円くらいの定価がついていた。 個人で買えるわけがない。 HiTech Cとかで遊んでいたが、 やはりTurbo Pascalのコンパイル速度は驚異的だった。 Turbo Cも、PC/AT版のバージョン1.0をコマンドラインで使っていた。 割り込み処理さえしなければ、問題なく使えたのである。