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AV-LS300DW

http://www.iodata.co.jp/prod/multimedia/video/2006/av-ls300/index.htm

2007年4月30日

DLNAに準拠したクライアント。 Xビデオステーションにとりためたデータと、 ファイルサーバーに入っている1300を超えるオープニング/エンディングコレクションを母屋のTVで見るために購入。 まずは動作確認用に有線LANに接続する。 DHCPサーバーが動いているので、ネットワーク関係は即設定完了。 購入したものはファームウェアがVer.1.0だったので、 速攻で1.32にアップデート。 この状態でサーバーを探すと、 Xビデオステーションとワークマシンが見える。 どうやらMedia Player 11を入れておくと、 その共有機能を認識するようだ。

で、見えているサーバーを選択してもリストが取得できない。 クライアントに対して接続許可を設定していないからだ。 Media Playerのほうはバルーンメッセージが出ているので、 アイコンをクリックして「不明なデバイス」に対して許可を出せばOK。 Xビデオステーションのほうは、 まずワークマシンでXVブラウザーを起動する。 そこから「設定」->「詳細設定」->「機器登録」と進んで、

  1. 「接続可能な機器からのアクセスを許可する」を選択。
  2. 「手動登録した機器からのみアクセスを許可する」のチェックを外す。
  3. AV-LS300DWからアクセス。
  4. 「機器の管理」にリストされたクライアントの詳細情報で「手動登録」にする。
  5. 「手動登録した機器からのみアクセスを許可する」をチェックする。
  6. 「手動で登録した機器からのみアクセスを許可する」を選択。

で許可を与える。 ポップアップが許可されていないと、面倒である。

あとはサーバーを選択して、 順にメニューをたどっていくだけである。 ただ、Xビデオステーションをサーバーにしたとき、 記録日時でソートする方法がわからなかった。 Media Playerでも共有したはずのファイルが見えていない。 ネットワークドライブだとダメなのか、アクセス権の問題なのか。 もう少し調べる必要がありそうだ。

動作は確認できたので、次は無線LANのセットアップ。 暗号化の設定と、MACアドレスによるアクセス制限の設定である。 それさえうまくいけば、 これまたDHCPのおかげでほとんど手間いらずである。 電源を落として、LANケーブルを外してから再投入。 MACアドレスが変わったので、 サーバー側でもう一度接続許可を設定した。 つながってしまえば、無線でも普通に再生できる。

さて、母屋に持っていって無線LANを使って接続すると、 意外なことに電波強度はそこそこある。 離れのアクセスポイントも、母屋のアクセスポイントも、 似たり寄ったりの強度。 それでも、データ再生が時々止まる。 なんだか帯域が足りなくてバッファリングを使い切った、 といった感じ。 次はアクセスポイントの強化か。

母屋のTVとはHDMIで接続。 アスペクトを16:9にして、 画面にあわせて自動的に拡大する設定に。 実寸だととても小さくなるし、 フルサイズだと微妙にアスペクトが狂う。 しかしうまいことアップスケールしてくれる。 元データはSDクラスなのに、 ハイビジョンTVに映してもけっこうきれいなのだ。 PCでフル画面表示するとジャギーがひどくて見られたもんじゃないんだが……。 ただし、音はちょっと変。 なんか、マルチパス障害みたいな高域ノイズが聞こえる。 まあTV番組を見る分には我慢できる程度だが。

2007年5月2日

AV-LS300DWは、DVD-Videoを再生できる。 まあこれは当然なのだが、 単純にmpegファイルを書き込んだDVD-Rメディアを入れても再生できる。 バックアップ用にDVD-Videoと単なるファイルとで2枚、 同じ内容のメディアを作ってあったので試してみた。 DVD-Videoじゃないと、とても遅い。 最初にファイルシステムを全部走査しているのか、 メディアを入れてからタイトル一覧が出るまでえらく待たされる。 また、リストは基本的にファイル名順になるので、 xxx_op、xxx_edという名前だと順序が逆になってしまう。

DLNAサーバーを使わずに、 共有されたファイルを直接再生することもできる。 ただ、この場合もスキャンにひどく時間がかかる。 無線LANアクセスポイントとの距離2mばっちり54Mbpsでつながっていても、 39個のファイルが入ったディレクトリをスキャンするのにたっぷり3分かかった。 これが電波の弱い状況だと、さらに遅くなる。 ファイルサーバーには1ディレクトリに200を超えるファイルがざらにあるので、 やはりどこかにキャッシュしておかないと実用的な時間にならないようだ。 無線LANで接続していることも、不利な条件なのかもしれない。

ただ、DVD-Videoよりもデータを直接再生した方がきれいに見える。 データがwmvだからなのか、とも思ったが、 mpegでもやっぱりデータを直接再生した方がきれいだ。 不思議である。

ちらりと試した範囲では、wizdサーバーは見えないようだ。

2007年5月3日

DLNAサーバーはDiXiMで

Windows Media Connectや、 Windows Media PlayerをDLNAサーバーにすると、 ネットワークドライブにあるデータをクライアントに渡せない。 しかしDiXiM Media Serverだとばっちり渡せる。 まあ、 ネットワークドライブはFreeBSDにsambaというのも原因のひとつだろうが、 とにかくクライアントに渡せるのはありがたい。

窓際作戦

居間のラックに収めた状態だと、 4Mbpsのデータはブチブチと途中で止まりまくる。 しかし1.5Mbpsのデータは止まることなく再生される。 2~3Mbpsあたりが閾値なのだろうか。

ふと思いついて、 ラックと窓の中間くらいに配置してみた。 HDMIケーブルの長さからいって、このあたりが限界なのだ。 しかしこれがばっちり効いた。 8Mbpsのデータも全然とぎれないのである。 どうやら光明が見えてきた。

本体を窓際に置くとリモコンでの操作性が悪くなるので、 アンテナを延長線で窓際に持っていくか、 アクセスポイントを窓際に設置すればよさそうである。

2007年5月5日

その後いろいろいじったところ、

  • Video Playerを選択すると、新しい順にタイトルが並ぶ。
  • 時々、サーバーが見えたり見えなかったり。
  • USBフラッシュメモリに入れてやればmp4なデータも再生できるが、Advanced Server経由ではうまくいかない。

などが判明。 単なるプレーヤーなのでしかたないが、 見終わったデータを削除できないのが残念である。

ついでにHDR-HC3で撮影したデータをPremiere Proで取り込んで、 1440×1080ピクセル、29.97fps、 25000kbpsなmpeg-2にしたデータをUSBフラッシュメモリ経由で再生してみた。 一応再生できるようである。 スペック上は15Mbpsまでしかサポートしていないのだが。

2007年6月21日

時々サーバーが見えたり見えなかったり、 というのは設定ミスだった。 DHCPサーバーの設定をしくじって、 RD-X6とIPアドレスが重なっていたのだった……。 ついでにいうと、 無線LANのアクセスポイントを居間の窓際に設置したので、 AV-LS300DWは無事ラックに収まった。

2007年6月24日

ファームウェアを1.32から1.33にアップデート。 今回大きく変わったのはソート機能の実装。 1.32にもメニューとしてはあったのだが、 タイトル名での並べ替えしかできなかった。 これが日付などでも並べ替えできるようになった。 シリーズ物を時系列で見たいときに便利だ。