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2008年3月時点でHPの最高峰電卓。 グラフプロットも可能。 HP-48Gの子孫になるのか? 東映無線ラジオデパート店にて1万7000円で購入。 ついでに10sも900円で購入。
デフォルトはalgebraicモード。 世間一般の関数電卓とほぼ同じ動作をする。 一応演算の優先順位を考慮してくれるので、 1+2*3をそのまま入れても7という答えが返ってくる。 MODEキーを押してRPNに切り替える。 これが欲しくてHPの電卓を買うのであるからして。 RPLなのでスタックはメモリが許す限り取れるが、 LCDには7個表示されている。 しかしENTERキーが小さいなあ。
マニュアルはHP 50g Graphical Calculator User's Manualという、 A5サイズ180ページくらいのモノが付属。 後はCD-ROM(User's guideとconnectivity software入り)とUSBケーブルにケースと電池。 動作用に単四が4本、 バックアップ用にCR2032が一つ。 User's manualよりuser's guideのほうが詳しいというのは、 なんか変な感じがする。
VERSIONコマンドを実行したら、 ファームウェアのバージョンは2.08だった。 最新は2.09なのでアップデートしてみた。
これで無事2.09になった。 が、実はHP 50gでフォーマットしたSDカードをPSC 2450のメモリカードスロットに入れると、 エラーになる。 同じHPの製品なのに。 しかたないので、 適当なカードリーダ/ライタを使ってデータをコピーした。
User's manualとUser's guideを探したが、 SDカードの容量上限は見つけられなかった。 規格上の上限である2GBまでいけるのだろうか? とりあえず、500円もしない512MBのmini SDカードをアダプタ経由で装着したところ、 無事に認識したようである。 ただ、FAT16かFAT32じゃないとアクセスできないという記述はあった。
ふと、Financeメニューが目にとまった。 使ってみると、 HP-12Cでおなじみの項目が。 基本的には同じ事ができそう。 まあHP-12Cのほうがずっとコンパクトだけど。
たまに使おうかと思ったら、電池が切れていた。 バックアップのCR2032は大丈夫だったので、 メインの単四電池4本を交換。
いつの間にか電池を充電式エボルタライトにしていたのだが、 さすがにLow Batteryの警告が出ていた。 純正充電器で4本同時に充電して、 再装着。 ついでに時計も合わせておいた。
久しぶりにWebを巡ったら、 ファームウェアの新しいものがある。 HP50g Firmware Version: 2.15 Build 0106をダウンロードして、 SDカード経由でインストール。 これでバージョン2.15になった。