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Xビデオステーション

http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGX-XV80S/

2006年4月2日

月も変わったことだし、とうとう注文することにした。 8チューナー、1TBバージョンである。 これなら20万円で収まるし、 500GBから1TBは4万円アップなのに1TBから1.5TBだと7万円アップなのだ。 保証が切れる3年後には、 500GBのハードディスクは安くなっているだろうし、 1TBなんてドライブもあるかもしれない。

2006年4月5日

注文時の見込みでは8日到着予定だったのだが、 今日届いてしまった。 保証書のシリアル番号は680。 う、売れてない……。 CoCoonと同じ運命をたどりそうな気がする。 購入をためらっていたら買いそびれていたかも。 一応カスタマイズ可能な製品だから、 この仕様なのが680台なのかもしれないけど。

付属品

付属品は

  1. リモコン
  2. リモコン用電池
  3. 電源ケーブル
  4. RCAピンの接続ケーブル
  5. FコネクタのRFケーブル
  6. RJ-45のLANケーブル
  7. カスタマー登録のお願い
  8. バンドルCD-ROM Version 1.0
  9. はじめにお読みください
  10. リモコン操作補足マニュアル

紙の説明書は貧弱な物で、PDF版を参照とある。 まあこのほうがコストも低いし、検索性も高い。 ただ、最初にざっと読むという、一覧性には欠けるんだよなあ。

セットアップ

セットアップに先立って、 DNSサーバーにxvideoとして登録しておく。 sunの/service/ldns/rootで ./add-host xvideo.akiyama.nu 192.168.x.x である。 そのあとmercuryにログインして、 scpで sun:/servie/ldns/root/data* をコピーする。 続けて、マニュアル通りまずはソフトウェアをPCにインストール。 次いでXビデオステーションを設置して、配線後、起動。 ここでワンクッション入れ、 arpでXビデオステーションのMACアドレスを調べてDHCPサーバーに登録。 Xビデオステーションをリセットして再起動。 後はマニュアル通り。

  1. Xビデオステーションの電源を入れる。
  2. XVブラウザを起動。
  3. 初期設定起動。
  4. サーバーを選択。
  5. 登録開始。
  6. サーバーのEnterキーを押す。
  7. 地域の選択。
  8. チャンネルを自動的に検出する。(番組情報取得中につき設定不能)
  9. デフォルト設定が表示される。
  10. 録画設定。
  11. 各チューナーにチャンネルを割り当て。
  12. ありゃ、4と8が見あたらない。
  13. EPG利用に設定。
  14. パターン予約設定。録画モードだけ標準に変更。
  15. Internet ExplorerのProxy設定を変更。XビデオステーションにはProxyを介さずアクセス。
  16. MXTVのチャンネルを変更。
  17. NTPサーバーをローカルなマシンに修正。
  18. proxyを設定してEPGデータを取得。
  19. 予約情報変更を行って、興味のないジャンルは最初から録画しないようにする。
  20. パターン録画で4チャンネルと8チャンネルを追加。

とりあえず、これで問答無用の全部録り状態に近いはず。 しかし、

  1. NHK総合
  2. NHK教育
  3. 日本テレビ
  4. TBS
  5. フジテレビ
  6. テレビ朝日
  7. テレビ東京

これだけでもう7局である。 チューナーはあと一つしか空いていないのに地上波が

  1. MXTV
  2. テレビ埼玉
  3. TVK

これにケーブルTVの分まで加えたら全然足りない。 残った1個のチューナーでやりくりするしかない、だろうなあ。

番組表

この機械、 番組表はデータ放送ではなくTV王国というwebサービスから取得する。 できあいの番組表なら問題ないのだが、 UHF局を追加しようとしたり、 EPGでの録画予約を使おうとするとユーザー登録が必要になる。 so-netのコンテンツだけという無料会員なのだが、 送られてきた登録用メール、rblではねられてしまった。 即、ホワイトリストにメールサーバーを追加したら、 無事再送されたようだ。 さっそくログインして、My番組表を見てみる。 地域を東京に設定したら、テレビ埼玉、TVK、 ちばTV、MXTVが最初から入っている。 よしよし。

2006年4月7日

標準の4Mbpsで録画したデータを、ワークマシンに転送してみた。 問題なく転送は終了し、だいたい25Mbpsといったところ。 RD-XS53の10Mbpsに比べればだいぶマシとはいえ、 もう少し高速に転送できてほしいところだ。

2006年4月10日

残る一つのチューナーに、TV埼玉を割り当てた。 今までは、個別に予約を入れると空いていたチューナーに割り当てられたのだが、 今後はどうなるのだろうか?

2006年4月12日

TV王国からEPGで個別予約を行ったら、 あっさりとチューナ−1に割り当てられた。 その時間はチューナ−1が空いていることを見越して割り当てたのだろうか?

2006年4月14日

予約情報変更で興味無いジャンルの番組は録画しないようにしているのだが、 プロ野球のナイターなんかが時々録画されている。 何が原因なんだろう。

2006年6月17日

DESR-7500を居間にもっていき、 Xビデオステーションをようやく液晶ディスプレイに接続した。 TVに映すとWindowsXPでフルスクリーン表示にするよりはきれいなのだが、 なんと1.5倍再生ができない。 ドキュメンタリーを見るときに便利なんだがなあ。

2006年10月23日

グラフィックボードをGeForce 6200Aのものに変えたら、 ばっちりフルスクリーンで再生できる。 これで1.5倍速フルスクリーン再生もOK。

2007年1月28日

クライアントマシンをxw6400に変えたので、 XVプレーヤーの画質設定を使えるようになった。 で、高画質に設定したらひどい代物。 色補正とシャープネスを最高レベルにしてあるものだから、 ギトギトのどぎつい絵になってしまう。 I/P変換だけを最高レベルにしたが、 はて、I/P変換って何やるんだ?  Interlace -> Progressive変換なのか?

2007年7月1日

1週間以上触らずにいたら、 2006年8~10月のデータが消えていた。 削除しない設定にしてあったはずなのだが、 いよいよハードディスクの残り容量が無くなったのかもしれない。 おかげで最終回やら1話やらがパーになった作品がたくさん。 まあ削除する踏ん切りがついたとも言える。

2007年7月2日

運用パターンを変えてみた。 まず、パターン録画でデフォルトを1.25Mbps、保存1週間にした。 そして[設定]-[サーバー管理]-[予約情報変更]で、 アニメ・特撮だけ4Mbpsで自動削除しないに設定。 これで基本的に全部録画されるが、 アニメ以外はオーバーライト状態になるはず。

2007年11月21日

ハードディスクが壊れたようだ。 本体はカキンカキンと嫌な音を立てて、 クライアントには「ハードディスクにアクセスできません」 と表示される。 保証は3年あるはずなのだが、 自分でもっと大きなハードディスクに交換しようかなあ。

2007年11月24日

結局、修理に出さずに自分で交換することにした。 上蓋をとるのは簡単だったが、 シールド板には例によって「剥がすと保証無効」なシールが。 ピンセットでゆっくり剥がすと、あんまり目立たない。 そこから先が結構面倒。 コネクタを10個くらい外して、 メイン基板の乗った板をゆっくりとひっくり返す。 1本うまく途中経路から外せないケーブルがあるので、 そのまま取り去るわけにはいかないのだ。

ハードディスクはシャーシ底面にブラケットを介して止めてある。 全部で四つ。 順に外してWindowsマシンにつなげ、様子を見てみる。 ありがちなことに、最後に確認したハードディスクが壊れていた。 WD2500JS-98MHB0である。 これを用意しておいた500GBのハードディスク、 WD5000AAKSと交換して組み立てる。 幸い、ネジは余らなかった。

クライアントを動かすと、初期設定からやり直し。 でもネットワーク関係やテレビ王国のID、 パスワードなんかは記憶されていた。 テレビ埼玉は38チャンネルでは映らず、 C21に設定する必要があった。 まあケーブルTVだからなあ。 ディスカバリーチャンネルはうまく同期がとれない。 コピープロテクトがかかっているのか? ハードディスクのフォーマットは、意外なほど短い時間で終わった。 ほんの数分といったところである。 クライアント起動し直して確認すると、きちんと容量が増えていた。 基本的には

  • 全チャンネル24時間1.5Mbpsで録画。
  • アニメ・特撮は6Mbpsで自動削除なし。
  • ドキュメンタリーは2.5Mbpsで有効期限1週間。

に設定した。 実にあっさりと回復して、粛々と録画が始まる。 よかった。

2007年12月28日

2週間放っておいたら、さすがにハードディスクが一杯になった。 年末年始は貯まったビデオの整理かな。

2009年2月5日

ハードディスクがアクセス不能に。 とりあえずフォーマットしたらまた動き出した。 しかし、嫌な音がしていたので、 どれかが壊れているんだろうなあ。

ハードディスク容量を確認したら926GB。 今組み込んであるハードディスクは500GB×1、 250GB×3である。 やはり最初から入っている256GBのうち、 どれかひとつが死んだらしい。 しかし死んだハードディスクを切り離して、 全体としては使えるようにするなどよくできているなあ。

2009年2月7日

交換用にWD10EADSを二つ購入。 合計で1万5000円ほど。 故障した250GBのハードディスクを特定するより全部交換した方が楽そうだし、 うまくいけば容量は2TB。 とりあえず20:45分頃chkdskを開始したが、 23:32現在まだ3/4くらいしか終わっていない。 こりゃ今日中に2台チェックするのは無理だな。

2009年2月14日

なんだかんだで、ようやくハードディスクを交換。 予定通り既存のハードディスクを全て取り外し、 チャンネル0と1にWD10EADSを接続。 再起動後にフォーマットしたら、容量1858GBと表示された。 ばっちりである。

外したハードディスクはxw6400につなげてchkdsk.exeでチェック。 再度使えるようなら、ZFSのファイルサーバーでも作ろうかなあ。

2009年8月24日

7月21日くらいからノータッチだったのだが、 まだ900GBくらい空き容量があった。 さすがに2TBのハードディスクは伊達ではない。 ドュメンタリとアニメ、特撮しか録画しない、 という設定のおかげでもあるのだが。

で、Xビデオステーションで使ったハードディスクは、 やはり消耗が進むようだ。 ワークマシンにつなげて使っていたら、 半年くらいでリードエラーを起こすようになってしまった。 まあ、24時間ほとんど書き込みが起きているわけだから、 無理もない。